内容説明
もしも死なない薬ができたら…、もしも宇宙人がやってきたら…など、か空の世界を絵ときでずばり描いた科学読み物です。あなたの知りたい“もしも”が50くらいのせてあります。絵だけ見ても楽しい本です。
目次
生きていた石像
第1章 もしも宇宙が…
第2章 もしも地球が…
第3章 もしも日本が…
第4章 もしも動物が…
第5章 もしも人間が…
著者等紹介
日下実男[クサカジツオ]
1926年愛知県に生まれ、1948年東京大学理学部卒業ののち、朝日新聞社の科学記者となり、のちにアメリカ・ヨーロッパ特派員として活やく。科学評論家として著名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keith
22
およそ40年ぶりの再読。この前読んだトンデモ児童書に紹介されてたんで図書館で調べたら何と蔵書されてました。冒頭からゴルゴ13のような劇画でスタート。もしも引力がなくなったらとか、もしも酸素がなくなったらとか、当時はドキドキしながら読んだなあ。もしも大地震が起こったらや、もしも東京中が停電したらは、実際に起こったから、これからは何が起こっても不思議ではないわな。2019/01/29
猪子
6
昨今の不安定な天候から見ると、『もしもの世界』じゃなくなっている気がする。何が起きても不思議じゃない感。この本が刊行された1973年からみたら今の日本はかなりヤバいんだろうなぁ。魚のルビが『うお』だったのに硬派な時代を感じた。2018/08/04
がんぞ
4
③東京に大地震が起こったら「一番怖いのは地震による火災」大正大震災では軽微な津波だったが、津波を警戒しないのは致命的!’73時点でも、「原発事故」さらには「原水爆戦争」想定しないのは甘い/民族軋轢による政治不安定、テロリズムも/㉞もしも伝染病ペストが大流行したら?「14世紀ヨーロッパの人口の1/4、2500万人が死んだ」60年前のスペイン風邪を忘れている/「人口が30年後の2000年には今の倍の75億になる」ほぼ正解、「食糧危機」まだ不明/「ガン克服で平均寿命が百歳以上」肉体衰弱・痴呆化を防ぐ必要もある2021/03/11
masato
2
昔わくわくしながら読んで科学に興味をもった本。復刻版がでている聞き読んでみた。今読んでもおもしろい。もしもの発想がおもしろい。2018/08/09
KEATON
2
未来人視点で、描かれている「もしも」と現在を比べながら読むのが非常にたのしい。また、空想のベースとして説明されている科学知識は確りしたものなので、大人になった今読んでも以外と為になってしまった。2018/07/31