著者等紹介
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー] [Duvoisin,Roger]
1904年にスイスのジュネーブに生まれました。いくつかの美術学校を出てから、壁画、舞台美術、陶芸、繊維デザインなど、いろいろな美術関係の仕事にたずさわり、やがて、アメリカへ移って絵本をかきはじめ、“White Snow,Bright Snow”(1984年)で、アメリカの絵本界で最高の賞であるカルデコット賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
18
かばの名前がベロニカって、すごくいい。2020/03/03
いっちゃん
14
かばがビルだらけの街で暮らせるわけがないよねって、普通ならすぐわかるけどな。2016/03/05
ヒラP@ehon.gohon
12
開発されて失われていくふるさとの河から逃げていって仲間たちと、人間社会にやって来たベロニカ。 どちらが幸せかと言ったら、答えは明らかなのですが、人間社会で生きようとしたベロニカのバイタリティーには、感動しました。 落ち着くところは静かな郊外となって良かったけれど、やっぱりベロニカは幸せではないような気がします。 ベロニカの苦難が、あっけらかんと描かれているところに不思議さを感じます。2016/05/24
紅生姜
11
復刊ドットコムには、本当にどうしてこれが絶版になってしまったのというものばかりでいつも驚く。ベロニカシリーズにも出会えてよかった。2017/09/06
りなお
5
図書館本。開発の進む故郷の川から都会へ、最終的には田舎の農場へ行くベロニカ。ベロニカには常に思ってくれる人間や鳥がいて1人ぼっちではないです。●あるのは良い暮らしと悪い暮らしだけ。というベロニカの言葉が印象的。2020/02/15