著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数
高橋常政[タカハシツネマサ]
1949年東京生まれ。1974年にウィーン、ハンブルクに渡り、R.ハウズナー、E.フックスに師事。主に油彩、テンペラの混合技法を学び、1978年までの4年間ヨーロッパで活動し、1976年にはウィーンで個展も開催。帰国後は、個展やグループ展などで作品を発表する傍ら、書籍の装丁、ミュージカルの舞台装置、衣装デザイン、ポスター制作、雑誌表紙など幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
59
谷川俊太郎が人間の五感【視覚=みる】を追求した絵本。1983年の復刻版だそうです。20年以上前とは思えない新しく斬新な感覚の絵本です。隠れているゴリラを探すページが意外に難しかった。いい絵本だと思います。2016/07/17
けんとまん1007
19
みる。見る。観る。診る。視る。看る。いろんな”みる”がある。みるって面白い。みるって難しい。目で、眼で、心で・・・。復刻版と知って、この新鮮さに驚いた。さすが、尊敬する谷川俊太郎さんだ。それに、この絵もいいなあ~、好きだなあ~。2016/10/08
kayo
18
8月のおはなし会用に選書中。表紙の黒目がちなゴリラにロックオン。おはなし会に使えるかな?ちょっと無理かな~個人的な好みすぎるかな?じぃっとよく見て。見えてないものも見て。本を縦に横に動かして。だまし絵、かくし絵、目の錯覚。見る、観る、診る、看る。見るがいっぱい。2022/08/03
魚京童!
18
子供のころ、自然にやっていることは、大人になるにつれて、意識しないとやれなくなる。視野が狭くなる。ワクワクしなくなる。ただ生きてる。「み」ていない。2018/06/08
ヒラP@ehon.gohon
11
見ているようで見えてない、見えてるようで見ていない、だからおめめは節穴かだから頭はお休みか。 いじわる画面の謎解きは、離れてみたり近づいたり、上から前から見直して、はてはメガネに頼ったり。 さてはて視界のマジックに、けっこう本気で取り組んだ、楽しく意外な絵本です。2016/08/19
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