- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(小中学生)
- > 少女(小中学生)その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
12
図書館本。イリスがどんどん大神官らしくなっていく。物語が描かれている紙面の下にもずらっと広がっているようで、行間を読まないとこの世界観を完全には理解できないような気がしてくる。大地震は来るのかな?そしてどうなってしまうのだろう?2024/08/23
ぐっち
12
高いよ、復刊ドットコム。でも満足な内容。「さめぬ恋など最悪に近い」。イリスは高嶺の花すぎますね…。ゲイルのエピソードも好き。2014/08/23
そのじつ
8
第2巻。このシリーズでは全4巻らしい。負った責務の大きさにより、イリスのまなざしは遠く広くを見る。人の情感ではなく、うつつ世での有り様を見てしまうくだりとか、イリスの持つ国単位のマクロの視点をうまく言い換えている。力がどこから来てどこへ流れてゆくのかを見定める視点など、非常にSF的でワクワクする。「幻視者」というSF的鍵が、有効にしかも美しく機能していてゾクゾクする巻。イリスだけでなく、少年首長のカラの心理的変遷や国王の複雑な胸の内なども丹念に描かれる。しかし言葉少なで読み手の読み取る力も求められる。2014/08/25
かんけー
6
イリスは言う。「大きな災厄が降りかかるだろう、これは予言だ。アスカンタはもう危ない」...と。然しタジオンは本気にしない、「遷都などは問題外だ!」二人の意見は物別れに終ってしまう。前巻でも地震?の事に触れていたがやはり、大地震が起こるのだろうか..?夏至祭と云う祝祭でシリンは御祝いの踊りを披露する。その最中イリスが暴漢に襲われる⁉︎然しイリスは少しも騒がず、モロー族の青年に「助けを請うたのはおまえか?」と逆に問う。其の青年はイリスの言葉にただひれ伏してしまう。イリスの神々しいまでの御身が静かなそして2015/02/25
IENEKO
2
旧版既読。再読。2014/11/20