内容説明
親をオニにころされた、からすの子は、てんぐに忍術をおそわり、オニを退治します。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年、福井県武生市(現越前市)に生まれる。東京大学工学部在学中より、地域の教育文化活動に参加。民間会社勤務のかたわら「だむのおじさんたち」「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズなどの代表作を発表。47歳で退職後は、創作活動に専念する。科学絵本や伝統の遊びを紹介する本も手がけ、これまでに600冊以上の本を刊行。2008年に菊池寛賞を受賞。2013年、福井県越前市に著作やかゆりの品を集めた「かこさとしふるさと絵本館〓(らく)」が開館した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
ぬればやまは、深く険しい山。いただきに住むオニは時々降りてきて乱暴をするから、誰も山には登らない。だから年寄りの天狗が滝の裏側に住んでいるのを誰も知らなかった。だが、天狗のところに、色の黒いめばかりぎろぎろしたしなびた傷だらけの小さい男の子がやってきて、術を教えて欲しいという。父母と妹を鬼に殺されかたき討ちをしたいという…。最後は男の子の正体は明かしてませんが、恐らく…。2020/04/18
遠い日
7
きりりと引き締まった物語だ。仇討ちというテーマを、家族愛、忍耐、克己などの精神的なキーワードに絡めて力強く描く。カラスという忌み嫌われる存在を正義に生きるものとして、みごとにいきいきと描ききっている。2015/01/21
紅花
7
小4娘がとても気に入ったと言っている本。小さな忍者が厳しい修行をして、厳しい戦いに挑んだ結果・・・・その課程も、結果も色々考えたり想像したりできるんだろうね。娘様、何回も読んでいる。このシリーズ全部借りてみよう。2014/12/23
ヒラP@ehon.gohon
3
小さな忍者あきちの正体は…。 分かっていても、失った家族に対する思い、家族を殺した黒鬼を退治したいという執念の強さは、日ごろあまり親しみを持てないカラスをあっぱれな存在に置き換えて、意外性の効果がとても強く感じられました。 展開のすピーディーさ、困難を克服していくさま、自分を傷つけてまでも目的を達成する信念の強さ、物語の内容以上に感動的な作品でした。2014/12/25
のん@絵本童話専門
2
息子が気に入って読み進めている「かこさとし むかしばなしの本」。このシリーズ、昔話というより「こわい絵本」のジャンルに入るんじゃないかな。結構「悪」が強調されていて、ラストもちょっと悲劇的。腕の肉を食いちぎり、足を切り落とし、身を賭して、仇を取るカラスの子。かこさんのルーツは紙芝居だし、戦後の日本のエッセンスみたいなものを感じたりします。息子はこういう、暗さも含んだ真に迫ってくる日本のお話が好きみたいだ。2021/08/19
-
- 電子書籍
- その高校生、亡霊(ガイスト)につき【タ…
-
- 和書
- ドイツ歌曲の発音唱法




