感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イエローバード
14
ロンドンで家政婦をするハリスおばさんが、前作のパリに続き、みなしごの少年の実父を探しに今度はニューヨークへ。いつも前向きで、ときに無鉄砲だけど、その人柄ゆえに必ず素敵な助っ人が現れる。訳文もすばらしい。華のパリもモダンなニューヨークもいいけれど、やっぱり陰鬱なロンドンが懐かしくなるおばさん、いいなあ、大好き。つぎはモスクワへGo!2022/12/14
はるき
12
ハリスおばさんのきっぷの良さと、心根の優しさに今回も痺れました。やると決めたら何があってもやり切る。真人間じゃない所もまた良し。面白かった。2022/11/18
刺繍好きの糸ちゃん
5
ハリスおばさん、今度は栄転でアメリカに戻る社長夫妻に請われてニューヨークに行っちゃう! 船旅です! ディオールを買いに行ったパリで出会ったお友達も巻き込み。。。大西洋を渡り、ニューヨークを隅々まで足を運び、ハリスおばさんは旅の目的を求めて。。。 イギリス人が抱くアメリカ人のイメージ、アメリカのとてつもない大きさがハリスおばさんの目を通じて描かれていて楽しい。。。 おばさんになっても、おばあさんになっても、旅には出たいよね。2019/11/23
チャンドラー
1
「パリ編」に続きシリーズ2作目。今回もハリスさんのチャーミングな人柄に魅了される人が続出。「イギリスには大勢のハリスおばさんがいる」という訳者のあとがきにも心が温まる。2022/01/07
タバサ
1
子どもの頃読んだので、再読かな。 ちゃきちゃきのお手伝いさん、ハリスおばさんが、雇い主のニューヨーク行きに乗っかって、隣に住んでいるかわいそうな少年ヘンリーの実の父親を探す物語。 大都会ニューヨークで、下町のおばさんが大活躍! 今読んでも、ちっとも古くないですね。2017/06/15