内容説明
これが、鬼才・押井守の“原型”!伝説のファンタジーアニメの絵コンテ集、ついに復刊!押井監督新規インタビュー収録。
目次
1 イメージボード(天野喜孝)
2 絵コンテ(押井守)
3 絵コンテを読んで 通俗文化の宿命(宮崎駿)
4 絵コンテとビデオ本編について
5 スタッフリスト
著者等紹介
押井守[オシイマモル]
1951年東京都大森に生まれる。東京学芸大学美術科卒業後、ラジオ番組の演出などの仕事をへて、26歳のときに、竜の子プロダクションに入社し、「一発貫太くん」「ゼンダマン」などの演出を担当する。その後スタジオぴえろに移り「ニルスのふしぎな旅」の演出と「うる星やつら」のチーフ・ディレクターを担当。劇場版「うる星やつら1・2」の監督として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ましろ
17
《所蔵》兵庫県立美術館でやってた天野喜孝展…行きたかった~(T-T)最終日なら何とか行けたのだけど親戚のお通夜が入ってしまい挫折(;_;)仕方なく一昨年衝動買いしたこの本を眺めている。押井さんのインタビューを読むと、最初の物語設定はもっとドタバタな物だったらしい。天野さんの少女のイメージボードを見て「これはもう幻想的に創るしかない!」って変えたのだそう。押井さんの精密な絵コンテは凄いと思った。学生の時以来この作品の映像は見ていない、今観るとどんな感想持つのかな?是非もう一度観てみたい♪2015/09/01
onisjim
0
BDを買って映像を見たらこちらも欲しくなってしまった。押井守が描く<少女>の絵が意外とかわいらしい。押井はいつも自分は絵が描けないと言うが僕はなぜか彼の絵が好きだし、巻末には公開当時における宮崎駿からのメッセージと現在の押井へのインタビューも載っているので満足。まあ信者向けアイテムだとは思うけれども、お好きな人にはたまらんかと。2013/09/22