内容説明
一読痛快!読んで愉しき、名調子。スタジオジブリ・鈴木敏夫の人気ラジオ番組、待望の書籍化。読むと元気になる―まるで、ジブリアニメのような一冊。
目次
1 阿川佐和子「ジブリって、かわいい!?」
2 山田太一「言葉にできないものへの希求」
3 庵野秀明「バッタ君と巨神兵」
4 太田光代「わたしの中にいる“侍”」
5 坂本龍一「映画と、音と、音楽と」
6 志田未来・神木隆之介「『アリエッティ』出演余話」
7 辻野晃一郎「ネットの未来、ジブリの未来」
8 宮崎駿「鉛筆をとり戻そう」
9 ジョージ・ルーカス「お金儲けのために映画は作らない」
10 川上量生「“鈴木道場”其の一・邂逅篇」
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
17
となりのトトロと火垂るの墓を同時に制作する時に、耳をすませばの監督をやった近藤喜文さんを宮崎駿と高畑勲が取り合ったエピソードがなんだか好き。近藤さんが亡くなった時のジブリのHPでの文章に感動したことを思い起こした。2014/12/23
miwmiw
10
ジブリの鈴木敏夫さんの対談集。ラジオやってたんですね、知らなかった。ちょっと聴いてみたいです。今度のかぐや姫も楽しみだけど、その前に考えてたけどボツになったお話も気になります。最初の阿川さんのが面白かった。2013/09/29
ムーミン2号
9
TOKYO FMで放送されている同名のラジオ番組を書籍化したものの第1弾(現在5巻まで)。鈴木氏の教養の広さ・深さを感じる。ジブリ映画への言及も多く、ワタシなどではわからない作品の優れているところやそうじゃないところなどもよく語られていて、今度ジブリ映画を観る時に(新作・旧作を問わず)大いに参考になりそうだ。一方これからの社会はどうなっていくのか、をネットを中心に語り合っている対談もあり、興味深い。坂本龍一との映画音楽の回は、旧い映画が好きな者にはたまらないだろう。2022/12/29
舟華
7
「ジブリ汗まみれ」はPodcastで聞いてるんだけど、聞き始める前のもので、まとめられたものがあると知って。内容はさておき、いろんなことに対する知識もだけど、方々のプロと呼ばれる方と渡り合って会話ができるって本当に凄いと思った。庵野さんと川上さんの対談が面白く、宮崎監督との対談は刺さった。 2017/10/26
ヒデキ
5
スタジオジブリ、プロデューサー 鈴木敏夫さんとゲストの対談集です。この年代の方の教養の凄さを知ることになる一冊です2020/07/22