内容説明
愛情が支配と被支配の関係にすり替わるメカニズム。親が子どもを追いつめる「信念の罠」、共感力に乏しい親が陥る「心理的ネグレクト」、子どもを操り人形にする「ダブルバインド」、子どもを成長させない「家族カプセル」、良かれと思いつつ子どもの生きる力を奪ってしまう「お膳立て症候群」…親から人生を奪われる子どもたちの悲鳴に、どうぞ気づいてください。
目次
第1章 生まれながら“認知”されなかった子ども
第2章 人を育てる二つの基本の欠落
第3章 ディスカウントされた少年
第4章 絶対零度の孤独
第5章 「少年A」vs「酒鬼薔薇聖斗」
第6章 ストローク飢餓
第7章 社会が家族を追いつめている
終章 加害者になったかもしれない私からのお願い
著者等紹介
中尾英司[ナカオヒデシ]
虐待、いじめ、不登校、引きこもり、ニート、非行、自傷、モラハラ、DV、離婚、セクハラ、パワハラなどの問題解決で定評のある家族カウンセラー。全国を訪問カウンセリングするほか、メールおよび電話、スカイプカウンセリングを行う。問題となる症状にはADHD、うつ、抑うつ神経症、強迫神経症、対人恐怖症、躁鬱病、統合失調症、ヒステリー、解離性健忘、性同一性障害、アイデンティティ拡散症候群、ギャンブル依存、恋愛依存、性依存、水中毒、摂食障害、チック障害、窃盗癖、自傷癖、女装癖、心身症、感情鈍麻…等々があるが、その背景に潜む世代間連鎖の問題を軸に家族問題を解決に導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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