出版社内容情報
マザー・グースの中でもとびきり有名な曲「ロンドン橋落ちた」をモチーフにした絵本。「ロンドン橋がおちまする、おちまする、おちまする」からはじまり、その後、いかに橋をかけなおしたかがユーモラスに描かれています。巻末に6ページの解説「ロンドン橋の歴史」も読み応えたっぷりです。
内容説明
マザー・グースの中でもとびきり有名な曲「ロンド橋落ちた」。「ロンドン橋がおちまする、おちまする、おちまする」からはじまりますが、その後、いかに橋をかけなおしたのかはご存知でしょうか？巻末に６ページの解説「ロンドン橋の歴史」も読み応えたっぷりです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
90
LONDON BRIGE IS FALLING DOWN！1967年。ピーター・スピア画。メロディが自然と浮かんでくる絵本です。伝説によればローマ人が紀元前43年テームズ河に最初のロンドン橋をかけました。木製の橋はその後何度も破壊されてはかけ直された。1014年デーン人はロンドン橋を砦として戦いました。その後も何度も繰り返し破壊と再建を経て、1209年石造りの橋と橋の上に礼拝堂が完成しました。16世紀ハンス・ホルバインやホガースは、一時橋の上に暮らしました。1971年橋はアメリカに移設されたそうです。2024/02/03
しぃ
23
ろーんどばし、おちる！おちる！おちる！のリズムで歌っていましたが、歌詞のレパートリーがびっくりするほど多くて難しかったです。こんなに種類あったんだ！2021/10/03
遠い日
22
スピアの絵を求めて。ロンドン橋の歴史。何度落ちても架け直す。交通の要衝、権力の誇示。いろいろな意味で必要であったこと。巻末の解説も興味深い。明るいメロディの歌にこめられた、さまざまなできごとは意味深。2015/10/22
けんちゃん
22
読友さんのご紹介本。ピーター・スピアさんの細かい描写を目を細めて楽しみました。あまりにも有名な「ロンドン橋が落ちる」の歌、でもこんなに歌詞が長いとは知りませんでした。そしていつも気になっていた、歌の最後の「マイ・フェア・レディ」。検索もしてみたけど、やっぱりよくわからなかったです。。ロンドン橋には紀元前からの長い長い歴史があって、繰り返し掛け替えられながらも、ロンドンの歴史をみつづけ、人々を見守ってきたことを知りました。大好きな渡辺茂男さんの訳、歌にとても馴染んでいます。2012/09/26
はる
21
図書館本。面展台に乗っている本にひょいっと引かれる。「橋をめぐる物語」を読んだばかりだったし、寒い季節になれば子どもたちと「ロンドンばし 落ちた～ 落ちた～♪」と肋木（ろくぼく）の周りをぐるぐる回ってみたいなと思っていたので。「橋の下に住む」のは想像できても、橋の上に商店街や集合住宅が建っている不思議！そして石造りの橋が、分解されて海を渡り新世界でまた橋になっている不思議！2014/11/06
