著者等紹介
エッツ,マリー・ホール[エッツ,マリーホール][Ets,Marie Hall]
1895年アメリカ中西部ウィスコンシン州ノースウッドで生まれる。バイキング社児童図書編集長メイ・マッシーとの出会いによって、数多くの絵本を生みだした。絵本に、『わたしとあそんで』(福音館書店/国際アンデルセン賞)、『クリスマスまであと九日 セシのポサダの日』(冨山房/カールデコット賞)など多数
ふなざきやすこ[フナザキヤスコ]
舟崎靖子。1944年神奈川県小田原に生まれる。詩人・作詞家・小説家と、多才な仕事ぶりを発揮する。創作童話に『ひろしのしょうばい』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『亀八』(偕成社/日本児童文学者協会賞、サンケイ児童出版文化賞)など多数。絵本に『やいトカゲ』(渡辺洋二・絵、あかね書房/絵本にっぽん賞)など多数。また、作詞に『うたう足の歌』(レコード大賞童謡賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
56
『もりのなか』が有名なエッツ。この本は、言葉を使わなくてもちょっとした仕草や表情で思っていることが伝わるという話。たくさんの例があって面白いです。腕を広げて肩をすくめる動作、日本人はあまりしませんよね。2016/01/17
ひほ
30
絵からたくさんのことばが聞こえてくるよ。一番好きな言葉はギューッと抱きしめて「大好き!」っていうのかな。2017/03/15
ヒラP@ehon.gohon
28
少しざらついた木版画で描かれた日常の断片です。 様々なジェスチャーで気持ちを伝えることができるのだと、改めて気づきました。 言葉はなくても気持ちは伝えられるのですね。 多少日本との違うことも感じますが、仕草のコミュニケーションを楽しみました。 モノトーンの木版画の中で、微妙な味わいがあります。2023/09/07
いっちゃん
12
同じ人間に言葉は入らないってこと?以前に職場で、タイの人と日本人が全く言葉が通じないのに、爆笑してたのを思い出した。2016/10/22
Cinejazz
11
「君のもっているもの何かおくれ」とゾウは鼻をのばす。「ピーナッツちょうだい」とクマは口を開け手を挙げる。イヌを呼ぶとき舌を鳴らして膝を叩くだけ「トウッ、トウッ、おいで」と。動物の仕草を見ても分かるように、人は手振り身振りだけでコミュニケーションをはかることができます。母さんに抱き着いて腕をまわすとき、喧嘩して睨めっこするとき、美味しそうなケーキを前にしたとき、飲みたくない薬をまえにしたとき・・・。『クリスマスまであと九日』でコルデコット賞を受賞したマリ-・ホール・エッソ(1895-1984)の版画絵本。2022/12/05
-
- 和書
- 社会における科学 〈上〉