内容説明
世界的な民話採集者ルース・マニング＝サンダーズがよりすぐったこびとの登場するお話。ゆかいでほがらかなこびとから意地の悪い気味の悪いこびとまで、さまざまなこびとが活躍する民話を収録。
著者等紹介
マニング＝サンダーズ，ルース［マニングサンダーズ，ルース］［Ｍａｎｎｉｎｇ‐Ｓａｎｄｅｒｓ，Ｒｕｔｈ］
１８９５年、イギリスのウェールズ南部のスウォンジーで生まれる。父はユニテアリアン教の牧師で、三人姉妹の末っ子。マンチェスター大学を卒業。コーンワル出身の画家、故ジョージ・マニング＝サンダーズと結婚し、一男一女の母となる。著書は約８０冊あり、そのうちの５０冊ほどが民話関係で、民話再話者として世界的に有名
西本鶏介［ニシモトケイスケ］
１９３４年、奈良県に生まれる。児童文学や児童文化の評論、民話研究、童話や絵本の創作など幅広く活躍。昭和女子大学名誉教授。各ジャンルにわたって著書は４００冊を超える
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感想・レビュー
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樒
2
再読。小学生時代、わけもなくこの本のこびとが怖かった覚えがあります。白雪姫やキャラクターグッズのこびとがこびとのイメージだった子供には驚きだったのだろう、と思い返します。今ならちょっとした歪みさえ愛嬌に思えます。2009/09/27
ドラン3世
0
「グロースターの仕立て屋」を読んでどうしても靴屋の小人が読みたくなったので借りてきました。小人関連のお話が16編入っていて、知らないお話もたくさんありました。そして思ったのが、子供が欲しいと願う人が、小人でいいなんてなぜ言ってしまうのか。どうせ願うなら普通サイズでいいじゃないと。確かに小さくて可愛いのですが、世を渡るには不便ですよね。不思議な力を持つ小人がたくさん出てきますが、私も一度でいいから会いたいです。一番会いたいのは「びんの丘」の彼。おいしいご馳走皿付で欲しいな。2013/04/02
