内容説明
第一巻には、藤井が主宰した『季刊現代史』所載の論考及びエッセイ、『季刊現代史』最終号となる第九号の影印版復刻(抜粋)を収録。第一部の論考は掲載号ごとにまとめて収録し、『季刊現代史』各号の特集名を章タイトルとした。
目次
第1部 『季刊現代史』論考(現代史における「満州事変」の意味;日本ファシズム;日本敗戦;現代史のなかの兵士像;ファシズム形成と権力による民衆の組織化;日中戦争の全面拡大と民衆動員の展開;治安維持法体制;国民教育の諸相とファシズム形成)
第2部 『季刊現代史』第九号“復刻版”
著者等紹介
藤井忠俊[フジイタダトシ]
1931‐2018。民衆史研究者。1970年代に「現代史の会」を主宰、『季刊現代史』全九号をみずから編集・発行した。結核対策にはじまる産業予防医学雑誌『健康管理』の編集・発行人を続け(1960‐2002年)、産業医学・公衆衛生の分野で職業的地位を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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