内容説明
本書では、各条文に、その内容を簡潔に表現した「見出し」をつけ、理解しやすいようにしてあります。「用語解説」では、難解と思われる語句について簡潔に解説、「資料」では、各条文が形成されることになった背景としての法原理や慣習を説明し、学説が対立している場合には、それらの根拠を示し、判例や公正取引委員会の審決がある場合にはそれらを簡潔に解説しました。理解を容易にするために、図解なども多く取り入れてあります。
目次
第1章 総則
第2章 私的独占及び不当な取引制限
第3章 事業者団体
第3章の2 独占的状態
第4章 株式の保有・役員の兼任・合併、分割及び営業の譲受け
第4章の2 価格の同調的引上げ
第5章 不公正な取引方法
第6章 適用除外
第7章 差止請求及び損害賠償
第8章 公正取引委員会
第9章 訴訟
第9章の2 雑則
第10章 罰則
著者等紹介
谷原修身[タニハラオサミ]
1974年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得。南山大学教授、東洋大学教授を経て、’97年より青山学院大学法学部教授、法学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。