内容説明
災害対策基本法は、四十数本に及ぶ災害関係法律の一般法としての役割を担うもので、災害関係法律は何らかの意味で災害対策基本法を基礎として位置づけられる関係に立ちます。その意味で、防災行政に関わる人にとっては、必ず理解しておく必要がある法律です。本書は、入門書としての位置づけから、理解しやすく解説することを旨として作成されたものです。
目次
序章 制定の経緯とその後
第1章 総則
第2章 防災に関する組織
第3章 防災計画
第4章 災害予防
第5章 災害応急対策
第6章 災害復旧
第7章 財政金融措置
第8章 災害緊急事態
第9章 雑則
第10章 罰則
著者等紹介
上妻博明[コウズマヒロアキ]
1951年熊本市生まれ。明治大学法学部法律学科卒業。1976年衆議院法制局入局。現在第4部副部長。第4部第2課(国土交通委員会、災害対策特別委員会担当)課長事務取扱。早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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