目次
第1部 保坂区長と語り合う、市民参加と情報公開(きっかけは震災直後の放射線―情報公開から区民参加へ;ワイワイやって結論を出す―民主主義という意志決定プロセス;記者会見をオープンにしたら―区の職員も意識変革;市民が情報コンシェルジュに―知恵を出し合うまちづくりを)
第2部 三木さん御指南!開示請求“はじめの一歩”(情報公開クリアリングハウスとは?―権利獲得から改革の実現へ;情報は権利があっても出てこない―どんどん開示請求していこう;行政の“秘匿レトリック”に騙されるな―その生態は「責められるより知らぬふり」;情報公開と公文書管理の危ういカンケイ―“無いこと”になってしまったファイルたち;30年後の開示では遅すぎる―救われない人生があってはならない;公文書の恐るべき大量破棄が!―これが役人も絶句の調査結果だ;公文書管理法はパラダイム・シフトをもたらすか―情報を市民の手に取り戻す;“黒塗り批判”ばかりでいいの?―情報は具体的開示請求で引き出せ;開示請求に消極的な議員も―「利益共同体」を打ち砕こう;誰でもできる公文書管理ウォッチ―今日から私もセミプロ・ウォッチャー;通報者を支える仕組みを―情報漏洩が公益になるとき)
著者等紹介
三木由希子[ミキユキコ]
横浜市立大学卒。学生時代より情報公開法を求める市民運動に関わり、卒業後に事務局スタッフになる。1999年の情報公開クリアリングハウス設立とともに室長、2011年より理事長。情報公開を求める市民を支援。政府職員との交渉の積み重ねにより情報公開制度の表裏に精通する第一人者。民主党政権当時、政府の情報公開法改正案づくりに協力した。海外の市民運動団体とも交流
保坂展人[ホサカノブト]
1955年生まれ。世田谷区長(現在2期め)、元衆議院議員。内申書裁判の元原告。教育問題ジャーナリストとして「いじめ」問題に取り組む。社民党衆議院議員3期11年で546回の国会質問に立ち「国会の質問王」の異名をとる。ワークショップ形式のボトムアップの政策形成など先進的な区政に取り組む
荻上チキ[オギウエチキ]
1981年生まれ。シノドス編集長。評論家・編集者。TBSラジオ「Session‐22」メインパーソナリティー
佐藤あずさ[サトウアズサ]
1984年生まれ。2015年八王子市会議員初当選(社民党)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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