「病」だけ診るな「人」をみよ―老医のモノローグ

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834402001
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0047

内容説明

著者は、脳神経外科医であり、元藤田保健衛生大学病院長。同大学病院を退任後も医療の現場に立ち、その一方で、国際医療連携機構(JIMCO)を設立。現在も開発途上国の医療支援活動に尽力している。さまざまな立場に立ち、内省により見えてきた「医療の未来とあるべき姿」。人間性の欠如した医療人たちや、グローバルに変わろうとしている医療界に対するモノローグであり、厳しくも温かい助言である。

目次

第1章 医師の在り方
第2章 日本医療の一面
第3章 現代医療とその問題点
第4章 弱者への優しい目線
第5章 医師の国際交流
第6章 老人の戯言(やや愚痴っぽく)
第7章 患者さん(特に老人の方々)との対話のネタの例文
第8章 恩師

著者等紹介

神野哲夫[カンノテツオ]
1940年生まれ。慶應義塾普通部入学以降、1965年に慶応義塾大学医学部大学院を卒業。同大学医学部脳神経外科教室に入局。1979年、藤田保健衛生大学脳神経外科主任教授就任。2003年、同大学病院長就任。2006年、退任後現在に至る(ジャパン藤脳クリニック名誉院長)。この間、脳神経外科学の中で、脳腫瘍、植物症などの臨床、研究を行い、脳卒中友の会、意識障害患者の友の会などを創立。同時に国際活動を比較的多く行った。世界脳神経外科学会(中間会議)等を主催、またアジア脳外科コングレス等を創立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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