内容説明
歯の常識のウソ。抜かれた歯の95%は抜かなくてもよかった…!?あなたの歯を本当に守ってくれる、信頼できる歯科医の探し方。
目次
1章 悪徳歯医者の見抜き方(その歯医者を信頼できますか;「こんな歯医者はやめなさい」の五ヵ条)
2章 歯はカネになる、そのカラクリ教えます(歯医者に行くからムシ歯が増える;歯の値段を知っていますか;「噛めない入れ歯」で満足ですか)
3章 歯は「抜くな、削るな、冠せるな」(インプラント治療のアブナイ現実;なぜ、「天然歯を生かす」工夫をしないのか;根管治療で天然歯が生き返る)
4章 子供の歯が狙われている!(ムシ歯撃退法;歯の常識のウソ;歯医者の子供にムシ歯が少ない理由)
著者等紹介
谷口清[タニグチキヨシ]
昭和13年、神奈川県生まれ。日本大学歯学部卒。海軍病院、東京医科歯科大学、神奈川県歯科大学勤務、研修ののち開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ochatomo
9
根管(歯の中に神経や血管を送りこんでいる細いトンネル)治療を推進 “リーマーを使いこなしてこそ歯医者” 1993年「抜くな、削るな、冠せるな」を一部追加改訂 2015刊2019/04/21
Humbaba
4
歯医者はしっかりと選ばないと健康を害する。自分ではなかなかわからないし、外から見ていても上手か下手かなどよくわからないことが多い。患者が技量を測れないことを良いことに、自己研鑚しない歯科医も残念ながら少なからずいる。良い目を養うことこそが全体を正常化するためにも大切である。2015/12/15
ジュリ
2
もうけ主義の歯科医が多く、自分のはをダメにしてしまう患者さんが多い。歯は抜かなくても治る。すぐに抜く歯医者は危険。2016/06/20
三丁目の書生
1
日本の歯科医療の問題点を暴露する本。 著者の谷口清さんはこんな本ばかり書いているので歯科医師会を除名させられそうになったので自分から脱会されたという。 自分の歯を守っていこうと思ったら、色々な本を読んで知識を増やすことが必要です。 私は歯ブラシはコンパクトで小さ目の方が小回りがきいていいのではと思って長年使ってきましたが、むしろ毛が多い方がプラークを落とす効率がいいのではと思って歯ブラシを変えてみました。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180117/p12018/01/17
monita
1
すぐに削りたがる歯医者がいるが、削って一時的に治すより、可能な限り削らず残して自分の歯で生活できるように治療する方が、患者にとっては有難い。ダメな歯医者が淘汰されない市場原理がこの業界にはあるのだと感じた。歯医者を見抜く目が患者には必要であり、そのためには教育が必要だ。2017/08/06