内容説明
遂に「お金」の暴走が始まった!!爛熟し、崩壊する資本主義とともに、既成の経済学はすべて破産した。本書は東洋4000年の英知をもって、グローバル化しカジノ化する市場の混迷を腑分けし、21世紀の世界経済のゆくえを明快に開示する。金融と証券の修羅場から、血を滴らせながら誕生した新しい経済学の診断を聞け。
目次
第1章 貨幣の謎に挑む(お金は現代の神様か;宗教からは解放されたが… ほか)
第2章 お金のもとになる信用とはなにか(人びとの心を変えるお金;変化する生活必需品 ほか)
第3章 世界の歴史サイクルと東洋の時代(大転換期の大きな混乱;大量に現われた資本家たち ほか)
第4章 20世紀という時代が遺したもの(現場から考える新しい経済学;金融膨張の時代は何を残したか ほか)
第5章 ポスト資本主義と日本人の役割(まずは日本人の欠点を知ること;サイクル論と十干十二支による近未来予想 ほか)
著者等紹介
本間裕[ホンマユタカ]
1954年新潟県に生まれる。’77年東京外国語大学を卒業、大和証券に入社。’83年ロチェスター大学経営大学院修士課程(MBA)修了。この間、アメリカ大和、大和香港で株式担当を歴任し、2000年5月に退社。現在、本間宗究のペンネームで日本証券新聞にコラムを好評連載中。国際的な見識と科学的・東洋的な分析にもとづく時代の観察・透視眼には定評がある
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