内容説明
かつて安保闘争や学園紛争を論じてきた高校新聞がいま21世紀のメディア・リテラシーのあり方まで問いつつある。若き知性の原点―高校新聞の歴史的役割の検証を通じて、その未来の課題を本書は明らかにする。
目次
序章 高校新聞は旧制中学から始まった(1945~1948年)
第1章 新制高校の発足と盛んな創刊(1948~1949年)
第2章 高校新聞の興隆とマンネリ化(1950~1959年)
第3章 60年安保と学園紛争の影響(1960~1969年)
第4章 生徒会活動の衰退とメディアの多様化(1970~1979年)
第5章 新聞ばなれ世代とニューメディア(1980~1998年)
終章 二十一世紀の高校新聞