内容説明
本書は、古田武彦氏の『「邪馬台国」はなかった』および山田宗睦氏の『魏志倭人伝の世界』に対する批判を中心とし、まず「邪馬台国=博多湾岸」でないことを論証した。さらに、その後出版された古田氏の著書をとおして、「邪馬台国」の中心領域を推定した。また、『魏志』倭人伝と『記・紀』との対比により、卑弥呼の本名および「倭国大乱」の真相を明らかにした。
目次
第1章 「邪馬台国」への出発
第2章 倭人伝の読み方
第3章 『魏志』倭人伝と『記・紀』
第4章 古代史の謎を解く
第5章 時間と空間のかなたから
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