感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中寛一
12
独特の柔らかいタッチのコミック。しゃべる猫とともに、街角での「ねこでよければはなしをききます」での人生相談を始めた。自分がうまくいかないとき、人のことが気になる。人がみんな素晴らしく見えてしまう。自分にはないものを求めやすい。猫たちもそんなことを考えるのだろうか。悩みを抱えた人が、この猫の前に座って、話し始める。悩みを誰かに聞いてもらったら、少しは楽になるとよく言うが、猫がそれに答えてくれる。「自分だけのものを見つける」2025/05/13
✼なぁ✼
6
なんだか泣いてしまった。色々な人がいて、同じ悩みはなくて、ズバッと解決するのは難しいけれど…なんとかなることはなんとかなるし、ならないことはどうしようもない。なにか良いこと見つけて生きて行けたらいいな。2021/03/02
sazen
3
★★★読み始めは、あまりにシンプルな絵とストーリー展開にこれはつまらないかもな…と思ってしまった。でも、ネコが相談屋をする辺りから色々な人間模様を垣間見ることが出来て楽しめた。こんなネコがいたら、世間話をしたり、相談事をしてみたい。コロナ禍なのでもちろん、リモートで。2021/01/19
いち
1
可愛いお子さまとの日常インスタを描かれている、やまもとりえさん。この本は関西弁ばりばりのネコが道端で「話聞きます」屋さんを開くお話。ネコちゃんがいいアドバイス出来なかったと落ち込んだりもするけれど、話を聞いてもらえるだけで落ち着くことやモヤモヤが整理されることもある。ネットで公開されていたんだけれど、弟が入院している子の話、会社帰りの電車で泣きながら読んだなあ、、、アナザーストーリーがそれぞれ晴れやかになっているのも素敵。2020/06/13
まる*
1
のほほんとした顔のねこ、ただし中身は関西弁のおっちゃんってなにこれーと笑いながら読みはじめたのに、いいこと言うじゃんか。 いや時々大したこと言えずにいる時もあるけど、きっとねこに話す行為が悩み解決に一歩踏み出せたってことでみんな現状に向かいはじめれたんですね。ラストの「縫い(`・v・´) ドヤッ!」は可愛かった。2020/03/26
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- 和書
- いのる