出版社内容情報
あえて問う 義とは何か?
覚えているか、あの姿を。人として、武士として、義に生き、人を斬り続けた男の壮絶なる生きざまを──
孤高の作家ながやす巧が、浅田文学の最高峰に挑む幕末を生きた真の男の物語!!
ながやす 巧[ナガヤスタクミ]
浅田 次郎[アサダジロウ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
19
まさか、ながやす巧の作画現場をTVで観られる日が来ようとは。昨夜の『漫勉』の話だ。デビューから53年、一貫して一人で描き続けるスタイルを崩さないながやす巧の仕事風景は、まさしく魂を削る行為としてある。設定作業に2年、ネームに1年を掛け、そこから連載を始める。こだわりは、連載中も継続される。ペン入れは、キャラクター毎にする。つまり、一人のキャラクターだけを最初から最後まで描くことで、ストーリー上のその人物の内面を理解できるからなのだという。その現場を目撃したあとで読む最新刊は、いつも以上に時間が掛かった。2017/03/24
Yossy
6
すげえ!小説からの漫画化はがっかりさせられる事が多いのだが、ながやす巧は絵の迫力が小説に負けてない!!とにかく新撰組の面々が人間臭くて格好いいのだ。そして、丁寧に描きこまれたこの作品を読んでいると自分自身がが稗田利八の昔語りを聞いてる気持ちになってくる。次巻も楽しみ!2017/03/16
ukikusa
5
漫勉を見て、きれいな絵だなァと思って購入。2日間かかりましたが、7巻読了。小説も映画も、新撰組ということで避けてきましたが、こんな美談もあるんですね。何度も泣きました。今度小説も読んでみたいで.す。2017/04/07
アズミ
2
この巻は土方!土方がとにかくカッコイイ! クライマックスシーンで1コマ描かれてた斎藤…斎藤編めっちゃ期待がふくらむ2017/03/16
荏苒 byn
0
幕府方の南部藩出身らしい最期となったは因縁か。初めて知る不明(不勉強)。時代の流れには、抗しえず大儀に散る。数年前京都旅行で、偶然壬生界隈に逗留したのも、今となっては個人的に勝手に不思議な因縁。四条通辺何度か通過。次の機会は、新選組含む歴史を感じる旅も付け加えたい。 2021/04/23
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