出版社内容情報
「こんなに近くにいて、どんなにわかりあえたと思っていても、苦しいだなんて…」
沖縄に戻った湊と裕司。安里島では人間と血族の“共生計画"が再始動していた。人間の子供を産んだ裕司はそこで湊と平穏な日々を過ごしていたが、唯一の雌である裕司の存在は血族たちとの間に軋轢を生み、ついに決定的な事件が発生してしまう。島を出たふたりは安住の地を求め、研究都市「バイオスフィア」へ向かうが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
34
産まれたのは湊の子じゃなかった。人間と血族は相容れないものなのか・・なかなか安住の地が見つからない。そして・・男だし色っぽいわけでもないが・・雌の色香に他の男や血族が裕司をほおっておかない。そんな中、湊の種が裕司の中に。人間と血族の初めての女の子誕生。後5巻あるが平和が訪れるのだろうか・・2016/12/11
nyan
1
人間は唯一進化を化学技術で選択できる生物なのか。人間たちの慢心。遺伝子を淘汰されたくないダイナソーロイド。ただ大切な相手と命をつなぎたい湊と裕司。生き物の業みたいなものがたくさん混ざって、感想を書くのが難しい。凄い作品だとしか。まだ続きがあるのだけど、これで終わらないんだ、どう展開するのかと想像ができない。2021/06/26
patapon
1
全体の利益の為に個を押さえつけることは当たり前のように選択されているけど、本当に当たり前なのか、考えさせられる。白河さんが再登場が嬉しい。2014/08/19
はるかかなた
1
表紙、誰かと思ったらK-01なんですね。わたしが持ってる完全版はここまでだったので、読んでない続きがあったことにびっくり。早く次巻読みたい!2013/12/16
きなこチロル
0
比嘉の助けにより沖縄に戻る。独占欲丸出し湊かわいい。裕司の意志を無視されるのは辛いな…てか、いつの間にか生まれて里子に出したんや。今いる環境を考えて、子供を守るために出したのね。海の血族が現れる。湊の焦り。住処を変えて新しい研究所で働く。そこでもきな臭いな。新しい研究所にもダイナソーロイドがいるが、薬?によって飼い慣らされている。いやね、裕司辛すぎる…クローンのダイナソーロイド。あ、また妊娠して無事に生まれた!短編『夕凪』高杉晋作のお話。2022/03/01




