出版社内容情報
水木ワールド全開!貸本時代からのレア作品全14話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
301
水木しげるさんの貸本短編名作選・怪異は中短編14編が入っていて分厚く500頁超で読み応え十分ですね。ストーリーはシンプルですが不気味且つ無慈悲な話ばかりで正義の味方のゲゲゲの鬼太郎は出て来ませんので化け物・幽霊・妖怪が好き勝手に暴れ回って人間達は徹底的にやられてしまいますね。まあ被害者の方々にとっては誠にお気の毒で悲惨な運命ですが、でも何処となくブラックなユーモアが漂っていて不思議と読後は徹底的に暗い気分にはならないのが著者の人徳というか偉い所だよなといつも思うのですね。圧巻の迫力の怪奇幽霊物語『墓の町』2021/09/13
タリホー
8
市営団地の住人が死霊に占領されていく表題作ほか、毒々しい異世界を描いた「化烏」、鬼太郎2期で映像化された「地獄の水」「妖怪自動車」、鬼太郎3期92話「人喰い家と妖怪家鳴」の元ネタと思しき「一万人目の男」、アニメ墓場鬼太郎11話「アホな男」と同じプロットの「妖怪原稿」等14作品を収録。収録作の中では「霊魂泥棒」がユニークかつユーモラス。訳もわからぬまま得体の知れぬ存在に取って代わられる掌編「深夜のバス」は理屈の知れない理不尽な恐怖が後を引く。2018/06/01
Y.T
1
☆☆★2015/10/20
noname
1
今の水木さんもいいけど、貸本時代のどこかアメコミ臭漂うダークな作品を私はとりわけ愛する。グロテスクな妖怪の数々と生活臭漂う水木流の呑気なテンポのギャップがたまらない。2009/04/05
竹元かつみ
1
選集だと話が被りまくるので、そろそろ全集文庫を作ってほしい……2009/01/20
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