内容説明
重荷を背負い戦う。君は誰よりも美しい。
目次
奇跡の銀メダル人見絹枝―日本女子初メダル獲得の時(西田真基)
前畑がんばれ―ベルリンオリンピックの光と影(烏山英司)
日本サッカーベルリンオリンピックの奇跡―世界を驚かせた逆転勝利(宮前めぐる)
世紀の対決沢村対ベーブ・ルース―日本プロ野球誕生の時(鴨林源史)
プロ野球を作った男たち―昭和10年アメリカ遠征記(渡辺和幸)
プロ野球を変えたホームラン―天覧試合オーナーたちの戦い(殿塚実)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
15
戦前のスポーツは国家の威信をかけて戦っていた。★人見絹枝『奇跡の銀メダル人見絹枝—日本女子初メダル獲得の時』 / 前畑秀子『前畑がんばれ—ベルリンオリンピックの光と影』 / ベルリンの奇跡『日本サッカーベルリンオリンピックの奇跡—世界を驚かせた逆転勝利』 / 沢村栄治・ベーブ・ルース『世紀の対決沢村対ベーブ・ルース—日本プロ野球誕生の時』 / 鈴木惣太郎『プロ野球を作った男たち—昭和10年アメリカ遠征記』 / 正力松太郎・永田雅一『プロ野球を変えたホームラン—天覧試合オーナーたちの戦い』2014/06/09
たかやん
2
あんまり読んでる人がいない本を読みたいと思い、読書。 人見絹枝は私が生まれるよりもはるか昔の選手だが、名前はきいたことがある位に有名だ。しかし、その業績はどうやって作られたのかあまり知られていない。この本はそれを伝えてくれている。漫画といえども、資料みたいな感じだ。2017/01/15
かず
2
中でも人見絹枝の話が好き。彼女の気高さには、只々、ひれ伏すばかりだ。まだ女性に多くの制約があった明治の世に、足を露わにして陸上競技をする彼女は激しい偏見とも闘わなくてはならなかった。彼女はこう語る。「いくらでも罵れ!私はそれを甘んじて受け入れる。しかし、私の後から生まれてくる若い選手や日本女子競技界には貴方等のような者に指一つ触れさせない。」そして、オリンピックで銀メダルを勝ち取る。彼女は偏見に打ち勝ち、自分に打ち勝ち、世界の舞台で羽ばたいたのだ。かくも短い、そして美しい生涯、と感じた。2014/07/01
たみこ
0
沢村の話がすごく好き。2012/10/22
yukari@627
0
テレビをコミック化した本。話によって漫画家が違い絵の好き嫌いが出るかも(私がそうです)ただ残念なのはテレビでは正しく伝えてるのに、谷三三五たにささご を たにみさごとルビがふってあったり、前畑秀子とゲネンゲルの亡くなった年は同じなのに違う年になっていてとても残念でした。2012/08/28