目次
役人の不正許すまじ―大塩平八郎決起の時(ながいのりあき)
天神・菅原道真政治改革にたおれる(井沢まさみ)
上杉鷹山ふたたびの財政改革(むたこうじ)
徳川吉宗執念の財政再建―米将軍・最後の決断(あや秀夫)
改革に散った最後の幕臣小栗上野介―一本のねじから日本の夜明けは始まった(大林かおる)
改革者か、悪徳老中か?―田沼意次江戸の経済改革に挑む(渡辺和幸)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
46
大塩平八郎、菅原道真、上杉鷹山、徳川吉宗、小栗上野介、田沼意次の6話。「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」編が面白かった。2014/07/10
ふろんた2.0
11
大塩平八郎『役人の不正許すまじ—大塩平八郎決起の時』 / 菅原道真『天神・菅原道真政治改革にたおれる』 / 上杉鷹山『上杉鷹山ふたたびの財政改革』 / 徳川吉宗『徳川吉宗執念の財政再建—米将軍・最後の決断』 / 小栗上野介『改革に散った最後の幕臣小栗上野介—一本のねじから日本の夜明けは始まった』 / 田沼意次『改革者か、悪徳老中か?—田沼意次江戸の経済改革に挑む』2014/06/25
まめ@暫くイン率落ちます
5
今回は改革者編です。 藤原道真から大塩平八郎、上杉鷹山と時代背景がバラバラで読むのに少し疲れてしまいました。 歴史が苦手な私には良い勉強になりました。これから少しずつ色々知っていきたいです。2017/05/26
それん君
3
藩の財政を立て直した改革者、上杉治憲が一番印象に残っていますが、それ以外覚えていません。 このシリーズは3-4人くらいの偉人を主人公にしてます。2016/10/25
かず
3
是非、子供達に読んで欲しい。どの方も魅力的ですが、私は大塩平八郎が好きです。この方、とにかく真面目過ぎたのです。大塩といえば小学生でも知っているかと思いますが、彼は当時有名な儒学者でした。陽明学の知行合一を身をもって示した人です。確かに不器用、愚直な人だったかも知れない。でも、変化する時代にこそ、こういう人が必要なんじゃないでしょうか。みんなが右習えではダメなんだと思います。番外編の「国家を考える人はまず自分の家族の幸せを考えるべき」は、そのとおりですね。修身斉家治国平天下といいますし。中庸が大切ですね。2014/07/01