内容説明
同じ敷地内の伯母宅で暮らすことになった姉妹。「僕」は美しく快活な貞に恋をして、想いを募らせる…実篤自身の記憶を元に描かれた傑作。
著者等紹介
武者小路実篤[ムシャノコウジサネアツ]
1885‐1976。東京府東京市麹町区(現・東京都千代田区)に子爵家の、末子として生まれる。学習院初等科から高等科までを経て東京帝国大学哲学科に入学。1910(明治43)年、志賀直哉、有島武郎らと、雑誌『白樺』を創刊すると同時に、理想的な調和社会を目指す「新しき村」を開村、中心的存在となる。欧米旅行を機に美術論を執筆、また自らも画を描きはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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