内容説明
「性欲とは何か?」―哲学者・金井湛が、自らの人生を性欲という観点から振りかえる。発行当時、発禁処分を受け、議論を呼んだ衝撃の問題作。
著者等紹介
森鴎外[モリオウガイ]
1862‐1922。本名・森林太郎。出身は石見国鹿足郡津和野町(現・島根県鹿足郡津和野町)。東京帝国大学(現・東京大学)医学部を卒業後、陸軍軍医としてドイツに4年間留学した。医学を学ぶ傍ら文学にも親しみ、帰国した後、訳詩編『於母影』、小説『舞姫』、翻訳『即興詩人』を発表。陸軍軍医総監の要職に就いてからも、多くの作品を書き続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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123456789wanko
5
ほほう、こういう内容だったのか。読むまで意味も考えたことなかったので、なんか変わったタイトルだなあくらいの認識しかなかった。まあ、男の子なら一度は通る道ではあるけど、文学作品として完成させるのは大変だったろうと思う。2015/07/12
deerglove
0
知らない間に?マンガ文庫のレベルも上がっているなと感心しました。今風に言えばボーイズ・ラブの要素もたっぷりで、画質にもそれが反映されている気がします。内容に関しては、まあある意味古今東西共通のテーマかと。それをカミングアウトした鷗外先生の勇気に感心するべきか、図々しさに呆れるべきか(苦笑)、それは読み手次第といっておきましょう。2015/08/11
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/10/17
kinjiro
0
この時代にこのテーマをとりあげている森鴎外はさすがに凄い。2013/08/05
はらぺこ侍
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原作の内容を抑えつつ、非常によく書かれた漫画であると思う。