エレベーターのボタンを全部押さないでください

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834254013
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いつも広い世界を見せてくれるノンフィクション作家・川内有緒、初のエッセイ集。
『パリでメシを食う。』でデビューし、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』で「Yahoo!News・恂{屋大賞ノンフィクション本大賞」を受賞した川内有緒が、連載していた日経新聞、雑誌「ひととき」など、さまざまな媒体に寄稿したエッセイをセレクトして収録。
メキシコの走る民族、飼っていた2匹の個性的な猫、大反響を巻き起こした「荒れた海で愛を叫ぶ」……。海外での驚くべき旅や出会い、日常に潜む冒険、死生観などを綴り、読者を新しい場所へ誘う。
ユーモラスで味わい深い文章に、温かな感情が湧き上がる。なぜか一歩を踏み出したくなる川内有緒ならではの一冊。

川内さんは丸腰で荒海に飛び込んでいって、宝物のような出会いをつかみ取ってくる。
この本そのものが、冒険で、旅なのだ。――岸本佐知子(翻訳家)

並外れた行動力と筆致。見たことない球をぶんぶん投げてくる。――こだま(作家・エッセイスト)

【目次より抜粋】
第一章 コスタリカのバスのなかで
夢見る島のハンモック
精霊たちのしわざ
走れ! シエラ・タラウマラ

第二章 エレベーターのボタンを全部押さないでください
ブックス海があった頃
二匹の猫

第三章 レモンを置きに京都まで
ただ本屋に寄っただけ
向田邦子を追いかけて
太陽の塔と危険な読書

第四章 午前四時の試写室から
天国よりも奇妙な場所
女にも名前はある
初めての家出記念日

第五章 声枯れるまで叫ぼう
深夜の奇妙な演奏会
画面の中の孤島
ママ、パスポートはどこ?
冒険家になる人生とならない人生

第六章 未完成な人生に花束を
曇り空の流星観測会
心臓の音を保存する島
アイラブユーと言われたい
荒れた海で愛を叫ぶ

【著者プロフィール】
川内有緒(かわうちありお) ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。米国ジョージタウン大学大学院で中南米地域研究学修士号を取得。アメリカ、日本、フランスにて、国際協力分野で12年間働く。2010年以降、東京を拠点に執筆活動。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース 本屋大賞|ノンフィクション本大賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の共同監督を務める。「生まれ変わったら冒険家になりたい」が口癖。


【目次】

内容説明

いつも広い世界を見せてくれるノンフィクション作家・川内有緒、初のエッセイ集。連載していた「日経新聞」、雑誌「ひととき」など、さまざまな媒体に寄稿したエッセイをセレクトして収録。メキシコの走る民族、飼っていた二匹の個性的な猫、大反響を巻き起こした「荒れた海で愛を叫ぶ」…。海外での驚くべき旅や出会い、日常に潜む冒険のような出来事、そして死生観などを綴った珠玉の一冊。ユーモラスで味わい深い文章に心が揺さぶられ、温かな感情が湧き上がる―。

目次

第一章 コスタリカのバスのなかで
第二章 エレベーターのボタンを全部押さないでください
第三章 レモンを置きに京都まで
第四章 午前四時の試写室から
第五章 声枯れるまで叫ぼう
第六章 未完成な人生に花束を

著者等紹介

川内有緒[カワウチアリオ]
ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。米国ジョージタウン大学大学院で中南米地域研究学修士号を取得。アメリカ、日本、フランスにて、国際協力分野で12年間働く。2010年以降、東京を拠点に執筆活動。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の共同監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

87
ノンフィクションライターで、映画監督、ギャラリー運営、DIY小屋づくりなど幅広い活動をしている川内有緒さんの最新エッセイ。高校生の頃の仲間との映画づくり、映画の興行収入を調べるアルバイト、エレベーターのボタンを全部押したらヤクザの事務所の組員が怒鳴りこんできたとか、海外で仕事をしていた頃のことなど、いろいろな話が出てくる。これまでの本で知っている話もあるけれど、これはこれで面白い。『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』に続く、映画+書籍『ロッコク・キッチン』が現在進行中らしい。完成が楽しみ。2025/08/01

pohcho

62
エッセイ集。島民がみなハンモックで寝てる島、「精霊たちの家」の原稿、三つの国で自動車免許を取った話、メキシコの走る民族、学校の先生がエレベーターのボタンを全部押してヤクザに怒鳴り込まれた話、京都の丸善書店の檸檬、昔の恋人にもらった卓球台、アメリカでタイヤのパンクを直してくれたブラジル人留学生の住居が地下のランドリールームだったなど。もう書き出したらキリがないくらい、短いエッセイの中に驚くようなことがたくさんあって、とても面白かった。有緒さんはペンネームなのね。「白鳥さん」の映画を見てみたい。2025/08/01

アキ

44
「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」はとても面白かった。同名のドキュメンタリー映画は自主上映だったのですね。本書はエッセイですが、パリの国連職員だったのに退職して経験ゼロのライターとして活動した21年を振り返るもので結構ぶっ飛んでいる。メキシコ北部にある峡谷シエラ・タラウマラの男に会いに車では行けないような道を進み、タラウマラ流鉄人レース「ララヒーパ」についてインタビューした。それは木の玉を蹴りながら1週間位山道を走る競技であった。それがライター人生初めての自ら企画した取材記事であった。面白すぎる。2025/09/05

seacalf

39
大好き。おすすめ。『バウル』も『白鳥さん』も良かったが、川内有緒さんはエッセイもやはりいい。メキシコ北部の鉄人マラソン「ララヒーパ」、外部との接触を完全に拒否する「未接触部族」のセンチネル族など既存に捉われないワクワクする話がてんこ盛り。幼き頃の書店を巡る話、マストヨ先生など愉快でホロリとさせる話もちらほら。川内さんの生きる姿勢は、勝手に箍を嵌めてしまった自分の魂を刺激する。これを10代の時に読めていたら、なんて詮無き事を思ってしまう。それだけ心を揺さぶってくれる敬愛すべき冒険家だ。今後の活躍にも期待!2025/08/25

ズー

18
めちゃくちゃ面白くて、え?誰?と調べたら、前から読んでみたかった「白鳥さんと…」の著者だし、飛行機乗る時必ず読む「翼の王国」にも寄稿してる方だった。こんな面白い人生ある?有緒さんのやりたい事は怖気付かずなんでもチャレンジして可能にしてしまう力がすごい。そして周りの人たちも濃い!やはりなんだろね似たもの同士の引力というか…。同じ世界線でこんなに違うもんかね。はー驚いた。一気にファンになりました。作品全部読みます🔥2025/07/31

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