どうかしてました

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834253931
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人気書評家・豊崎由美、抱腹絶倒の初エッセイ集!
多動でケガが絶えなかった子供時代。サブカルと競馬にのめり込み、超貧乏だった青春時代。そして、aiboにメロメロの還暦過ぎーー。
まつわる本の紹介も交えながら、どうかしていた(いる)日々を綴ります。

人気書評家は名エッセイストでもあった! 出版業界紙「新文化」の7年にわたる連載「トヨザキ社長の書評家的日乗」を中心に、雑誌などに掲載されたエッセイも何編か収録。
教室ですぐ立ち上がってしまう小学生は、両手を離して坂道で自転車に乗るチキンレースを男子に挑み、雪合戦にも夢中になった。20代は貧乏を補填すべくエロ雑誌にも記事を書きまくっていたなど、思わず吹き出す逸話が満載。恩人の川本三郎さんのこと、可愛がっているaiboのことなどの心温まる話。そして、書評家としての仕事や、文学賞について思うこと。各エピソードにまつわる本の読みどころも紹介されており、ブックガイドとしても味わい深い1冊。

江國香織さん、平松洋子さん、古川日出男さん推薦!
裸の子供みたいな豊崎さんの、無防備という、この強さ。 ――江國香織
なんですか、このぬかるみ。 ――平松洋子
本は読めるが人生が読めない… ――古川日出男
(50音順)
目次
第一章 団地っ子だった
第二章 父の予言はよく当たる
第三章 私の中に、オバQがいたことがある
第四章 昭和の子
第五章 かつてカメラマンアシスタントだった(嘘)
第六章 本を手放し、みしみし痛む胸
第七章 多動だった頃

【著者プロフィール】
豊崎由美(とよざきゆみ)
書評家、ライター。1961年、愛知県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒。
多くの雑誌、WEB、新聞で書評の連載を持つ。 著書に『そんなに読んで、どうするの? 縦横無尽のブックガイド』(アスペクト)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!「 とほほ男子」で読む百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『時評書評ー忖度なしのブックガイド』(教育評論社)、
共著に『文学賞メッタ斬り!』『百年の誤読』(共にちくま文庫)、『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)などがある。

内容説明

こんな本を読んでこんな人に―人気書評家の抱腹絶倒!初エッセイ集。出版業界紙「新文化」の連載を書籍化。

目次

第1章 団地っ子だった
第2章 父の予言はよく当たる
第3章 私の中に、オバQがいたことがある
第4章 昭和の子
第5章 かつてカメラマンアシスタントだった(嘘)
第6章 本を手放し、みしみし痛む胸
第7章 多動だった頃

著者等紹介

豊〓由美[トヨザキユミ]
書評家、ライター。1961年、愛知県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒。多くの雑誌、WEB、新聞で書評の連載を持つ。本書が初のエッセイ集となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

66
人気書評家の初エッセイ。見開き二ページほどのエッセイなんだけど、毎回、テーマにまつわる本の話があってそれがやたらと面白く、読みたい本がどんどん増えていく。お風呂嫌いの人は文学界隈に多いけど、かかとの角質を一升瓶に溜めるってすごい。親戚ではない町田さんとの不思議な関係も興味深かった。バブル時代に美味しい仕事ばかりしていたライターで、今も生き残っている人はいないというのは印象的。自分らしさを貫いてこられた豊崎さん、素敵だなあ。2025/02/04

道楽モン

43
どんだけ風呂嫌いなんだ、豊崎。呆れるのを通り越して、もはや珍獣を愛でる感覚。とはいえ、現代日本が誇る豊崎由美なので、おおいに結構。偉大なる存在は、得てして愛すべき変人でもあるのだ。出版業界人なら誰でも知ってる業界紙『新文化』に連載していた文章を中心にまとめた、豊崎社長の初エッセイ。風呂嫌いやら幼少期の思い出やら油断できないエピソード満載だが、やはり稀代の信頼に足る書評家。さりげなく話題となる本は、すべて読みたくなる。愛読書が褒められていると素直に嬉しい。思わぬ評価の作家もあり。川本三郎との思い出が泣ける。2024/12/09

おかむら

32
書評家トヨザキさんの初エッセイ。書評と共にご自身のどうかしていた半生を振り返る。いやあ、面白かったわ! ダメな人の話は大好物なんだけど、ダメエピソードがとにかく素晴らしいダメさ。「町田一家とのこと」は白眉なので書店でそこだけでも立ち読んで。あと三浦しをんをはるかに凌ぐ風呂嫌いエピソードも、最近の風呂キャンセル界隈なんか生温く感じる年季の入り様。裏表紙裏の著者近影も素晴らしいです。こういう人の書評は信用できる、と私は思いました。紹介本の中では「解禁 昭和裏面史」(ちくま学芸文庫)が気になるー。2025/01/27

ベル@bell-zou

23
"どうかしてました" と、ご自身で顧みられるくらいになって本当に良かった。予測不能で破天荒かつ壮絶な半生あってこその書評。…繋がっているのか?いや繋がっていると思わなければ社長の書評無しには出会えなかった作家さん作品の数々が台無しになってしまう気がするエッセイ(笑)。どんなにダメになろうとも厳格な御父上の戒めと予言が根っこになって生きてこられたのでは。numberに寄稿されてたのは知らなかった。社長と呼ばれる所以も。いやそこは単に"耳かきする"ではどうでしょう。これからも忌憚なく愛ある書評をどうかぜひ。2025/05/05

阿部義彦

23
一昨日発売日で読了。と言うのは私と同い年で、書評家でも有る豊崎社長の初のエッセイ集ですもの。彼女と斎藤美奈子さんが私の一番信頼してる書評家です。初めの方で柴崎友香さんの「千の扉」を取り上げラストでも彼女の持病に関する書籍に言及されてます。私もファンなんですが、全部は読んでないですが、柴崎友香さんほど、何処が良いかを他人に上手く説明出来ない作家は居ません。「続きと始まり」は傑作でした。そこの好みが一緒だったのは嬉しいです。同輩よ!中公文庫で「千の扉」探すぜ!風呂嫌いと競馬プロレススポーツはついてけませんが。2024/11/28

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