水曜日は働かない

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水曜日は働かない

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834253603
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

水曜日が休みになると1年365日がすべて休日に隣接するーーその真実に気づいた「僕」は「急ぎすぎ」で「がんばりすぎ」なこの国の人々に提案する。「水曜日は働かない」べきなのだと。毎週水曜日を「自分を大切にするための時間」に充てることにした著者の日常を綴った、笑えてそして思わず考えさられるエッセイ集。

働かない、飲み会に参加しない等、何かを「する」でなく、「しない」ことから見えてくる幸福論、第一部「水曜日は働かない」(全13篇)。批評家として「テラスハウス」「大豆田とわ子と三人の元夫」「ジョーカー」「花束みたいな恋をした」等近年の作品を論じた第二部「2020年代の想像力」(全8篇)。チームラボの猪子寿之や、香港の政治運動家である周庭との交流などを綴った第三部「水曜日も働く人たち」(全8篇)を含んだ全29篇。

宇野常寛(うのつねひろ)
1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』、『リトル・ピープルの時代』、『日本文化の論点』、『母性のディストピア』、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』、『遅いインターネット』など、共著に石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』、『静かなる革命へのブループリント――この国の未来をつくる七つの対話』などがある。立教大学社会学部兼任講師。

目次
第1部 水曜日は働かない
第1話 水曜日は働かない
第2話 あの森にカブトムシはまだいない
第3話 マラソン大会は必要ない
第4話 僕たちに酒は必要ない
第5話 そもそも家から出ていない
第6話 実は免許を持っていない
第7話 食べるチャンスは逃さない
第8話 同じものしか食べていない
第9話 汚辱にまみれて生きられない
第10話 実は免許を持っていない2
第11話 実は免許を持っていない3
第12話 オリンピックに間に合わない
最終話 水曜日も働かない

第2部 2020年代の想像力
第1回 窓ぎわにトットちゃんはもういない
第2回 テラスハウスは終わらない
第3回 誰かと一緒に生きられない
第4回 この世界にジョーカーはもういない
第5回 この国に「寅さん」はもういない
第6回 僕たちにエヴァンゲリオンは必要ない
第7回 「花束みたいな恋」はしない
第8回 オリンピックで走れない

第3部 水曜日も働く人たち
第1回 周庭のこと
第2回 21世紀の死神博士たち
第3回 議論は〈ゲーム〉であってはいけない
第4回 「遅いインターネット」最大の危機
第5回 「書くこと」から「読むこと」へさかのぼる
第6回 「書く」という「暮らし」を学ぶ
第7回 これからの京都の話をしよう
第8回 猪子寿之と「人類を前に進めたい」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

48
普通のちょっと知的なエッセイとしては十分だと思います。しかし、著者の大きな本は思想的な問題を提示していたので、本書でもそれを期待しました。著者の限界は、東京に住み、40代で、生活に追われていない優位性を葛藤なく享受していることに疑問を持っていないことにあらわれています。ランニングへの言及が多くあり、それが身体性かといえば、それは半身でしかない。例えば「ホールを仕切るオバちゃん(60歳くらいだと思う)」とは、サラッと書けません。自分の半身のもう一方に何があるのかを考えることが想像力というものでしょう。2022/06/04

ゆきねこ

24
自営業の方なので、自分がいつ働くか、いつ休むかを決められるというエッセイ。ランニングして昼食はどこかのお店で。このお店を選ぶ判断が楽しい。一緒に走る仲間のチョイスも尊重し、アルコールダメとか、カロリーがどうとか。評論家としての映画評、ドラマ評も楽しい。「大豆田とわ子と3人の夫」は見ていたので色々な見方を教えてもらった。「バットマン」シリーズについての深い洞察等はついて行けないけど、理知的な雰囲気に浸ることが出来た。「読むこと」と「書くこと」のバランスについて、読むことが出来なくても発信は出来る現在の混乱。2023/04/23

Hiroo Shimoda

10
何かを成し遂げることではなく、ただいることをお互いに認め合う、拒否しない世界、ということだろうか。一見それは家族の機能のような、でも家族ほど干渉しない距離感なのかな2022/12/12

masahiro1986

7
図書館本。水曜日は働かないと決めた作者のエッセイ半分、作品批評半分といった感じか。こういう本だと知らずに読んだが、エッセイ部分は結構面白かった。後半の方は、そこまで興味ないかな…2022/12/30

イワハシ

7
デビュー以前から読んでいる著者のちょっと軽い(ところもある)エッセイ集。長編評論で見られる強い口調がマイルドになっていて、とても良い出来だと思う。こういう路線ももっと読みたい2022/05/31

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