出版社内容情報
コロナ禍において改めて注目されるようになった「看取り」。
感染拡大下の病院では、家族が面会に行くことが難しくなり、看取りのプロセスに直接立ち会うことができないという事態が起きました。
そして今、改めて看取りをめぐること、すなわち、どう看取りたいのか? どう看取られたいのか? という問いが、家庭及び医療現場で浮かびあがっています。
本書は、在宅医療の現場で「終末医療」のあり方を模索し続ける医師新城拓也氏と、作家で精神世界に詳しい田口ランディ氏が、それぞれの立場から浮かび上がった疑問をスピリチュアリストの江原啓之氏に問いかけ、令和時代における「より良い看取り方」、そして誰もが避けては通れない「より良い看取られ方」すなわち「きれいな逝き方」について考える鼎談集です。
目次
はじめに 江原啓之
第一章 逝く人の側の事情
第二章 看取る側の事情
第三章 生きるも死ぬも主役はあなた
第四章 逝き方の選択はできますか?
第五章 死後の旅の地図
鼎談を終えて 新城拓也
あとがき 田口ランディ
内容説明
多くの人の死に向き合ってきた江原氏は、なぜ「きれいに逝く」ことを望むのか。看取る家族、看取る医師とともに、これからの時代のより良い看取り方について考える鼎談集。
目次
第1章 逝く人の側の事情(緩和ケアの歴史は意外に浅い;死はとてもプライベートなこと ほか)
第2章 看取る側の事情(悩み多き五十代は看取り世代;いい人仮面はやめよう ほか)
第3章 生きるも死ぬも主役はあなた(緩和ケアの変化;コロナで変わった死生観 ほか)
第4章 逝き方の選択はできますか?(安楽死のグレーゾーン;眠るのにちょうどいい日 ほか)
第5章 死後の旅の地図(「あの世はいいところ」;誰にでも「お迎え」はある? ほか)
著者等紹介
江原啓之[エハラヒロユキ]
1964年生まれ。スピリチュアリスト。世界ヒーリング連盟元会員。和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専修2類修了。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。吉備国際大学ならびに九州保健福祉大学客員教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会顧問
新城拓也[シンジョウタクヤ]
1971年生まれ。医師。しんじょう医院院長。社会保険神戸中央病院緩和ケア病棟でホスピス医として10年間勤務
田口ランディ[タグチランディ]
1959年生まれ。作家。2000年、デビュー小説『コンセント』が直木賞候補に。以来、フィクションとノンフィクションを往還しながら人間の心の問題をテーマに幅広い執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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