しつこくわるい食べもの

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しつこくわるい食べもの

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  • サイズ 46判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834253436
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いいさ、いいさ、いまくらい好きなものを食べるがいいさ。
驚愕と共感の声がどしどし寄せられた食エッセイ、シリーズ第2弾!

ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画も多数収録。

【収録内容】
・闇鍋と同じくらいトンカツ屋が怖い…「闇カツ」
・「持たない暮らし」で炊飯器を捨てる人にもの申す…「台所の妖怪」
・人が一心不乱に食べる姿ってエロすぎる…「パフェが一番エロい。」
・緊急事態宣言下のお取り寄せで一線を越えてしまった…「異世界への黒い扉」
・マスク生活は、世界が半分になったみたい…「鼻で食う」 など全35話(予定)

著者:千早茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。14年『男ともだち』が直木賞と吉川英治文学新人賞候補となる。著書に『わるい食べもの』『西洋菓子店プティ・フール』『犬も食わない』(共著・尾崎世界観)『透明な夜の香り』などがある。

装画・挿画:北澤平祐
装丁:川名潤

内容説明

いいさ、いいさ、いまくらい好きなものを食べるがいいさ。偏屈でめんぐさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも―大反響のエッセイ集、しつこくしぶとく第2弾!

目次

ふたたび「わるたべ」
悪党飯
闇カツ
よぼよぼ梅旅
台所の妖怪
セリ科がいい
苦い薬
またまた炊飯器
胃腸の敵
菓子争奪戦
「ただいま食事中。」
金針菜、こわい
すすれない
走馬灯パーティー飯
おいしい呪い
冬と羊
旨み爆弾
やんなった
パフェが一番エロい。
フリーダム・オブ・味噌汁
春の昼飯
移動飯
他人の和えたもの
歯がでる
告白します
またいつか、ジム飯
異世界への黒い扉
肝試し料理
日常と非日常
鼻で食う
愛のこじらせ
プールサイドのハンバーガー
あとかた姫
赤い纏
しつこくつきまとうもの

著者等紹介

千早茜[チハヤアカネ]
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。14年『男ともだち』が直木賞と吉川英治文学新人賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ガチャ

119
透明な夜の香りが好きだったので、エッセイ本とは知らず手に取ってみた。それも第二弾! 千早先生の食に対する思いが知れて、楽しかった。 好きに食べるはいいこと。大人の特権ですね。 自分の好きなものを好きに作りたくて料理を好んでいるには賛同です。 気にしいの私には「別れも出会いも、結局は自分が作ることなのだ。人が勝手に決めた区切りにふりまわされなくていい。」に妙にしっくりきたな。炊飯器の話にも納得できた。 2021/05/16

tetsubun1000mg

103
「わるい食べもの」「こりずにわるい食べもの」と続けて読んで独特の味覚に感化されて「しつこく...」を読んでしまった。 潔癖症気味なのか、一人が好きなのか食に関する独特の感性は譲れないらしい。 でもそのこだわりが新鮮で、こんなふうに感じる人がいたのか?と興味深く読めてしまう。 味噌汁、パフェ、新幹線の弁当でおかずが上に載っているものが大好き。 和え物、幕の内やシュウマイ弁当のように混ざっていたり、ご飯とおかずが別々な弁当も受け入れないそうだ。 なんとなく筆者の基準は分かってきたが、その独特の感覚が面白い。2023/02/22

ぶち

99
前作に引き続いての、美味しいだけじゃない、食べものエッセイです。嫌な思い出や、生理的に受け付けない食べ物のお話がてんこもりです。自由奔放に食への食へのこだわりを語っていた千早さんですが、後半は少しトーンが違ってきました。飲食店にさえ自由に行けないコロナ禍の時代に、食べ物のことなんか書いていていいのかと迷っているのです。でも、担当T嬢の説得により、連載は続くことになりました。ほんとうに良かったです。こんなときにこそ、千早さんたちのような方々には書いて欲しいのです。そして読みたいのです。嬉しかったです。2022/08/12

Ikutan

97
前作から千早さんの食いしん坊ぶりは知っていましたが、お腹が弱いとはびっくり‼てっきり、あの食べっぷりから強靭な胃腸の持ち主なのかと思っていました(笑)今回も食にまつわる楽しいお話。うんうん確かに、包丁で野菜を刻むとモヤモヤがスッキリするね。でも料理中、突然やんなっちゃうこともあるある。クスリと笑える文章で共感したり、へーっと新しい発見があったり。そっか「おいしいでしょう」って言わないようにしよう。後半にはコロナ禍での葛藤も書かれています。あとかた姫ちゃんの今後の成長も気になるし、また続編を書いて欲しいな。2021/04/17

たいぱぱ

94
人は誰も「めんどくさい」部分があり、それがまた個性であり魅力でもある。千早さんも例外ではなく「めんどくさい」ところが面白い。パフェ食べ過ぎて肌が荒れるってどんだけ食べたんだよ。聞いたの事ないよ(笑)。エッセイの中にカフェでサラッとパフェふたつ頼んでるけど、そんなの見た事ないよ(笑)。そういえば昔は「男なんだから」とパフェ頼んだ事なかったな。今は平気で頼んでるけど、ふたつはない。食べれるのにどこかに罪悪感があるんだろうか?コロナ禍に入ってらのエッセイ、そしてあとがきが秀逸。その心情、身に染みる程よくわかる。2021/05/04

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