内容説明
注射が笑いのツボに入りすぎる「注射」。車の運転が驚くほどできない「運転」。コールセンター勤務は、クレーマーに癒される「コルセン」。…など、想像のななめ上をいく発想とユーモアが炸裂する全25篇。共感かドン引きか―あなたはどっち。ポストひきこもりの勇気がわくエッセイ。特別対談収録×住野よる「ドヤ感を包み隠さないのって、すごい能力だなって思うんです」。
目次
運転
左右
注射
不安
仮想現実
体力
薬膳
恐怖
料理
顔
食べ物
血管
夢
コルセン
空
クワガタ
猫
ワッフル
ピアノ
絶叫マシン
救急車
番外編 俳句甲子園観戦記/松山旅行記
最後に それぞれの宇宙の匂い
特別対談 住野よる×渡辺優「それぞれの不思議な宇宙とやっかいな自意識」
著者等紹介
渡辺優[ワタナベユウ]
1987年宮城県生まれ。宮城学院女子大学卒業。2015年『ラメルノエリキサ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
94
感性が合いすぎて心配になりましたww おもしろーい! 女流現代短歌系にいそうな感覚。車の運転の話は分かりすぎてw 猫の可愛さ、スタバには幽霊居ない気がする、とかわかるわかる。SFかと思ったら、エッセイだった。 イラスト、内山ユニコ、吾妻ひでおを彷彿とさせますね(古い?)2021/03/23
sayuri🍀
90
エッセイ23篇に番外編「俳句甲子園観戦記/松山旅行記」と後書き、住野よるさんとの対談を加えた作品集。渡辺優さん、小説も読みやすかったけれどエッセイも面白い。共感出来る物もあれば全然理解出来ない物もあって、それがタイトルの並行宇宙から感じた印象と相まって納得する。1篇目『運転』の「歩いているやつ!怖い」には思わず頷きそのオチに笑ってしまう。コールセンターでのアルバイト経験を綴った『コルセン』は裏側が知れて面白いがコルセンで働く方に同情しつつ自分には出来ないなと思えた。身近な日常に笑いをプラスしたエッセイ集。2020/12/31
さっちゃん
50
初読み作家さんのエッセイ。共感できる話からドン引きな話まで色々だけど面白かった。同じ日常を暮らしていても家族ですら価値観は違うのだから、確かにみんなそれぞれの宇宙の中で生きているのかも。並行宇宙で生きているからには、何が正解で正義でもない。たまたま重なる部分があって価値観が合うと思っても、全てが重なる訳じゃない。油断してはいけない。互いが別の宇宙だと忘れてはいけない。でも、だからこそ人間って面白いのかもしれない。2021/02/03
Kazitu
47
共感かドン引きか。あなたは、どっち? エッセイです。私は、共感してしまった。😁 左右というテーマで、私も右か左かわからなくなったりするし、人の顔を覚えるのも苦手だし、献血なり注射するとき血管細くて、何回も刺されたりてんやわんや。 似てる人がいると安心する。 仙台の八木山ベニーランドは、懐かしかった☺2022/04/14
のり
36
タイトルが面白いのと、イラストが可愛いのと、で、ジャケ借りした一冊。著者の小説は一冊も読んだことない。これはエッセイでした。住野よるさんとの対談もついてて、お得感あり。確かに、同じ世界に生きていても、個人の価値観や考え方は一人一人違うし、理解し合えないことだらけだよね。引きこもり体質で、自意識過剰な著者のクスッと笑える自虐的エッセイ。共感できる点も多々あり。ずっとダラダラ読んでられる感じのラクな読み応え。2021/02/06




