出版社内容情報
憲法の本質や日本国憲法の特徴、そして、憲法がどれほど国民の生活と密接かを池上彰が事例をまじえて解説する。そして、それを護り、また変えていくには、どのような議論が必要なのかを導きだす。遠い存在に思えて、じつは身近な憲法。池上彰が高校生を対象に、実際に講義をした内容だからわかりやすい。
池上 彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他
内容説明
施行から70年あまり。政権が憲法改正を訴えるなか、池上彰が高校生たちに講義した。日本国憲法を深く理解するための必読書。
目次
第1章 憲法って何?(君たちはどう考えるか?;自分で判断するために ほか)
第2章 天皇とはどんな存在?(大日本帝国憲法にも立憲主義が;「日本国民統合の象徴」とは? ほか)
第3章 「最低限度の生活」とはどんな生活?(今の憲法はどうやって生まれたか?;戦争が終わり日本に求められたもの ほか)
第4章 憲法改正って何をどう変えるの?(憲法を変えるべきか、変えないでいいのか;日本国憲法は押しつけられたもの!? ほか)
第5章 もし国に「戦争に行け」と言われたら?(第九条を変えるとは?;集団的自衛権行使容認の背後にアメリカの影 ほか)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。名城大学教授、東京工業大学特命教授。1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。73年NHK入局。記者として災害や事件、消費者問題などを担当し、94年から「NHK週刊こどもニュース」初代お父さん役を11年間続ける。2005年にNHKを退職。フリーランスの立場で幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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