COLORS―カラーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834251456
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

色をめぐる人気作家11人(朝倉かすみ/池永陽/関口尚/豊島ミホ/永井するみ/花村萬月/藤田宜永/松樹剛史/水森サトリ/宮下奈都/宮本昌孝)のアンソロジー。
世界は色でできている。けれど、あの思いが込められているのはただ一つ――。 黄・青・黒・桃・赤・ターコイズブルー・金・銀・白・深緑・灰色。 色をテーマに11人の作家が描く珠玉のアンソロジー。

内容説明

色をテーマに11名の作家が描き出す短篇アンソロジー。

著者等紹介

藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井県生まれ。86年『野望のラビリンス』でデビュー。著書に『鋼鉄の騎士』(第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会特別賞)『求愛』(第6回島清恋愛文学賞)『愛の領分』(第125回直木賞)『いつかは恋を』などがある

宮下奈都[ミヤシタナツ]
1967年福井県生まれ。2004年「静かな雨」(第98回文學界新人賞佳作)でデビュー

松樹剛史[マツキタケシ]
1977年静岡県生まれ。2001年『ジョッキー』で第14回小説すばる新人賞を受賞しデビュー

豊島ミホ[トシマミホ]
1982年秋田県生まれ。2002年『青空チェリー』で第1回「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞しデビュー

池永陽[イケナガヨウ]
1950年愛知県生まれ。98年『走るジイサン』で第11回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆにこ

38
色にまつわるアンソロジー。ターコイズブルーが良かった。半分以上はまだ読んだ事の無い作家さんだったので、まずは短編集から挑戦してみようかなという気になりました。2014/06/17

あつひめ

27
表紙のマーブルのように思いがけない色が散らばっている。寂しい話、切ない話、ちょっと続きが気になる話…。初めて読む作家さんが3名。また新しい分野を開拓した気分です。アンソロジーはいろんな作風を一度に楽しめるからお得感もあるし、新しい作家さん探しにも役立つから大好きです。短編と長編の中間の「中編」って言うものがあればいいのに…と思う作品もあります。この続きが気になるなぁ…って。初読みの宮本さんの時代物、時代物初心者でもその世界に入りやすくて今度は宮本さんの作品を借りてみたいです。黄色い冬、緋色の帽子が印象的。2011/08/21

スケキヨ

19
一日二編ずつ読みました。短編集はこういう読み方ができるから良い。初めましての作家さんが多い中、松樹剛史(黒)池永陽(緋色)永井するみ(ターコイズブルー)宮本昌孝(金色)水森サトリ(銀)関口尚(白)が好きです。2013/03/26

ゆい

15
強いて言うなら、朝倉かすみさんのふかみどりどりが良かったかなあ…?全体的にピンとくるものがなくて、どうしたもんかなあ、何のこっちゃなあと思いながら読了。楽しみにしていた豊島ミホさんまでもはずれてしまい、残念。2014/08/06

nyanco

12
マーブルチョコが飛び散ったPOPな表紙。きっと明るい恋を描いたオムニバスだと勝手に思い込んでしまった。しかし、どちらかというと何かを失った人たちのお話。年上の愛人、恋人、幼馴染の初恋の人、家族、赤ちゃん…。大切なものや大切な人を失ってしまった寂しい人たち。鮮やかな色が表すものは必ずしもハッピーやラッキーじゃあないんだと知らされた。宮下さんの作品を読みたくて手にしたアンソロジーだったが、この作品の主人公の女の子には、どうも同調できずに終わってしまったのが残念。2009/11/24

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