感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
56
エイラを自分の簇(むら)の一員に迎え入れたい簇長タルートに反し、平頭に育てられたけだもの女と罵り、マムトイ族に迎え入れるだけの充分な才が無い、と独り反対する拗ね者フレベク。全員一致の賛同が必要な場面を救ったのはジョンダラーの機転。エイラに黄鉄鉱とフリントを打ち合わせることで、飛び散る大きな火花から火を熾す技を一同の前で実演させ、簇の七つの炉辺それぞれに火熾石を贈ることでフレベクを賛成に導く。親子の縁組の儀式を経て、マムトイ族・ライオン簇の一員となるエイラ。そのエイラに熱い視線を向ける男・ラネク。薬師と→2014/11/11
punyupunyu
7
エイラとジョンダラーとラネクの三角関係。精神的にも肉体的にもドロドロで好みではありません。決して淫乱とかではないのですが、なんというか単純かつ極端というか、思い込みが過ぎるというか、、、。愛しているにもかかわらず真剣に向き合い理解しようとせず、ラネクにポイントを与えてしまうところなんか、なんだかばからしくて。とうとう身をゆだね、連れ合いになることを承諾してしまう流れなんて陳腐すぎる。まぁ、想像もできない古代の文化故になのでしょうが。なんだかひどい感想になってしまった。後続の巻を読んで挽回できたら良いな。2014/12/10
まい
4
「あかんやろ、エイラ!」ジョンダラーが最愛の人やのに、求められたからネラクと寝るなんて(^^;;平頭に育てられたエイラは、男から合図されたら、営みを命令と捉え従う。異人達とは、いろんな事がちがい戸惑うばかり。あー、再読だから、このあたりは嫌だなぁ2015/11/09
very berry
4
叙景描写はちょっとダルいところもありますが、人間、恋愛模様が面白いです。下巻にツヅク2014/12/01
あーちゃん☆
3
想い合う二人のすれ違いがもどかしい…2014/12/15