感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
70
ささやかな探検の旅は<マンモスを狩る者>マムトイ族の一団と出逢ったことで、エイラとジョンダラーは大きな転機を迎える。エイラにとっては、生き延びる為に修得した馬を使った狩り・獲物の運搬、投石器の手練の技、巨漢の簇長・タルートの飛距離を超える投槍器使った槍投げは、マムトイ族のライオン簇(むら)一同を驚愕させる。薬師として二人の幼い子供の命を救うエイラ。その一人は、エイラの産んだダルク同様、クロマニヨン人とネアンデルタール人との間に出来た子供・ライダグ。マムトイ族も<平頭>と獣扱いする氏族の女が産み遺した→2014/11/10
punyupunyu
9
ジョンダラーと二人きりの暮らしの中、遠出したエイラはライオン簇にくらす同種族と出会う。集団生活に煩わしさを覚えつつも、人々と真摯に接することで徐々に同種族の集団になじんで行った。人々に驚きと感動を与えるエイラの行動ふんだんに盛り込まれている。本巻の印象深い点は何と言ってもマムートとエイラが育った氏族のかつての邂逅が語られたこと。また、エイラの子ダルクと同様のう生まれであるライダクをライオン村の人々が受け入れ育てていること、ジョンダラーが嫉妬に苦しむこと、エイラの生い立ちを知り差別する人の存在などです。2014/12/05
very berry
3
友人のオススメで、借りて読んでます。面白いのですが、ハートカバーなので気楽に読めないのが難点。2014/11/24
あーちゃん☆
3
ジョンダラーの嫉妬、エイラの表裏のない性格。そして、よくいる感じの悪い人はガツンと誰かに言われてほしい。2014/11/11
しのさん
3
ジョンダラーとともにマムトイ族ライオン簇の人々と暮らすようになったエイラ。簇人の中にとけこんでいく。人が集まれば、中にはいやな奴もいるものだ。それは仕方がない。 エイラがこれからどうしていくか続きが楽しみ。2013/04/03