内容説明
犬にもらった、幸せな記憶。人が犬に与える恩恵などは取るに足りないささやかなもので、むしろ犬から与えられる喜びのほうがはるかに大きいということを、バッキーとボギーという二頭の犬と暮らして初めて知った。
目次
都会を離れて
犬の田園生活
ハスキーに憧れて
やってきた赤ちゃんブル
バッキーの成長
都会暮らしのブルドッグ
バッキー、旅をする
犬たちのとまどい
老いていくバッキー
バッキーの死
ペット・ロスの痛み
ボギー登場
シュナウザーの魅力
ボギー、山野を走る
犬日和
別れの日
犬のいない日々
犬と見る夢
著者等紹介
斎藤融［サイトウトオル］
１９３６年、東京生まれ。イラストレーター、コラムニスト。早稲田大学文学部美術科卒業。『メンズクラブ』にイラストレーターとしてデビューして以来、ファッション、車、映画、アウトドアなど、幅広いジャンルで雑誌を中心に活躍。英国文化や料理の識者としても広く知られ、文筆活動も多い。１９９２年、軽井沢に居を移し、のどかな英国風の生活を送っている。本書のバッキーとボギーのイラストも自身の作である
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