出版社内容情報
ほんとうの信頼とは、ほんとうのやさしさとは
母、マドンナが語りかける、真の勇気の物語!
●マドンナの言葉●
「この本のテーマは、『言葉の力』と、他人を傷つけることのないように注意深く、言葉を選ぶにはどうすればよいのかということです。ひとりの教師が主人公であるこの作品を世界中の先生たちに捧げたいと思います」
《本書の特徴》
世界37カ国、110の言語で同時発売でスタートした「マドンナ絵本シリーズ」第2弾。前作「イングリッシュ ローズィズ」(全米・累計120万部)も、この「ピーボディ先生」(全米・実売90万部)作品も、発売と同時に、「ニューヨーク・タイムズ」の児童書ランキングの1位にあいついで登場。ひとりの作家が、1位、2位を独占するという、出版界始まって以来の新記録となった。
物語の舞台は、1940年代のアメリカ中部。リトル・リーグのコーチをつとめるひとりの教師と、彼を敬愛する少年たちとの心の絆を描いたもの。マドンナは、この物語のヒントを、300年以上前のウクライナの昔話からえたという。
《著者プロフィール》
本名:マドンナ・リッチー
1958年8月、ミシガン州ベイ・シティ生まれ。84年、「ライク・ア・ヴァージン」の爆発的ヒットで世界的なスターダムに。過去20年に、およそ2億枚のアルバムを売り、25曲を超えるトップテン・シングルを放ち、「グラミー賞」を3度受けている。女優としても活躍。2000年12月に、映画監督のガイ・リッチー氏と結婚、現在は2児の母。
《イラストレイター・プロフィール》
ローレン・ロング
シカゴの「アメリカン・アート・アカデミー」を卒業後、フリーランス・イラストレイターとして、「タイム」、「スポーツ・イラストレイテッド」など著名な雑誌や新聞で活躍。ノーマン・ロックウエルを思わせるアメリカの郷愁を漂わせた画風で知られている。児童書の画家としてはこの作品がデビュー作。
●村山由佳さんの言葉●
強い者ばかりが弱者を傷つけるわけではなくて、私たちは誰もが、ふとした瞬間に、加害者になりうる―そのことを、マドンナは良く知っているのだと思います。それなりに長く生きてきた人ならば、きっと一度くらいは、〈取り返しのつかないひと言〉への後悔と痛みを噛みしめたことがあるはず。そういう意味において、この物語は、子供たちよりもむしろ大人の胸にこそ沁みるのではないでしょうか。
《あらすじ》
アメリカの田舎町、ハップヴィルの小学校教師、ピーボディ先生は、リトルリーグのコーチをつとめる町の人気者。ある日彼は、町の人たちの態度が急に変わったことを感じる。慕っていた少年たちも姿を消した。その原因に気づいたとき、彼は誰にもできない方法で、少年たちにある教えを残すことを決心する。
《マドンナ絵本シリーズについて》
マドンナが物語を書き、世界的イラストレイターが絵を添えた全5巻の絵本シリーズ。2003年9月から、2004年いっぱいまで、5巻が世界110カ国、37の言語で、順次発売される。日本では、5巻それぞれの翻訳を女性作家の方々に依頼、独自のサイクルで刊行する。
《発売国一覧》
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、イタリア、スペイン、オランダ、ポルトガル、ギリシャ、スウェーデン、アイスランド、イスラエル、チェコ共和国、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、リトアニア、クロアチア、スロベニア、ブルガリア、フィンランド、ノルウエイ、ラテンアメリカ、トルコ、台湾、タイ、インドネシア、フェロー諸島、日本。
感想・レビュー
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