太白山脈〈第6巻〉女パルチザンの死

太白山脈〈第6巻〉女パルチザンの死

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834250268
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

内容説明

廉相鎮に従い入山して左翼闘争を続ける姜東植は、妻の外西宅が青年団の廉相九に犯されたことを知り、従弟と共に彼を襲う。だが深手を負わせたものの撃たれて逃げる途中、息を引き取る。夫の死を知らされた外西宅は絶望の中で敵の子を産み落とした。一方、釈放された沈宰模は軍に復帰し、太白山地域の共産ゲリラ討伐作戦に参加するが、住民の強制疎開や焦土作戦に直面して苦悩する。そんな彼を一途に恋い慕い、筏橋から後を追って家出してきた娘順徳。思いもかけぬ出会いに困惑する沈宰模だが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sachiko

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全10巻のうち6巻まで読んだ。この巻で1950年6月の朝鮮戦争が勃発した時のことが出てくる。これまで、ソウルから逃げ遅れてどうしようと慌てる人々の様子を描いた小説はいくつか読み、市民を被害者としてのみとらえていたが、ここでは北の軍隊が入ってきたことを歓迎する様子が書かれていた。やはりものごとは多面的に見ないといけない。2025/08/03

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