真宗文庫
親鸞の伝記―『御伝鈔』の世界

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  • サイズ A6判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784834105704
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0015

内容説明

親鸞の最期を看取り大谷廟堂の礎を築いた娘覚信尼の孫である覚如が、父覚恵とともに関東に赴いて収集した親鸞の事績と伝承を採り入れて完成させた『親鸞伝絵』。初稿本を戦乱のうちに亡失したが、それに基づいて制作された現存の異本の考証と、各地に残る伝承の分析を通じて、歴史上の親鸞の実像に迫る。

目次

第1章 『親鸞伝絵』の成立と背景
第2章 親鸞の俗姓
第3章 比叡山・吉水時代の親鸞
第4章 承元の法難
第5章 越後の親鸞
第6章 関東の親鸞
第7章 親鸞の帰洛
第8章 親鸞の示寂

著者等紹介

草野顕之[クサノケンシ]
1952(昭和27)年生まれ。大谷大学卒。前大谷大学学長。大谷大学教授。文学博士。専門は日本仏教史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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