感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ken
3
戒律→修行→救済(悟り)、救済型の宗教の多くはこの構造を成す。つまり救われるための「行い(業)」が大なり小なりあるということ。が、修行には必ず自己過信が見え隠れする。人間の世界認識など限定的で、人間の思考や判断など頼りにならない。その視点が欠落している。そういった点を痛烈に自覚して、徹底した自己内省の果てに到達した「他力信仰」が親鸞の救済の世界だ。修行が全くいらないのは上記の理由から。「へー、酒飲飲めるし嫁取れるし髪はやせるんだ、楽でいいねー」には理由がある。が、色々誤解されるのにも十分すぎる理由がある。2018/07/17
まるどぅく
0
中は阿弥陀仏の教えの新たな地平を開いた僧たちの紹介2015/05/10