感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ken
3
こんな時代でも「正信偈」の冒頭部を口ずさめる人に稀に会うことがある。「かつて祖父母が毎朝お勤めをしていて、自分も一緒に読んだことがある」という。「正信偈」は救済の論理をまとめた親鸞思想の総決算『教行信証』の行巻に収められた偈文(漢詩に近い歌)だ。一般的に難解とされる『教行信証』の中でも、阿弥陀仏の救済に対する親鸞の感謝や感動が素直な言葉で、時に詩的なメタファーで綴られる。その分かりやすさが在家の人々に受け入れられてきた歴史があるのだろう。自分も幼い頃から読んできた「正信偈」を改めて理解し直そうと思った夏。2018/07/16
まるどぅく
0
すごくわかりやすい解説。お経の意味を知ることは大切。いままでなんとなく唱えていた方に2015/05/06