感想・レビュー
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たいけい
11
2022年11月2日(水)読了。初読。本願寺・末寺で毎年報恩講に拝読される『本願寺聖人伝絵(御伝鈔)』の本文・意訳と御絵伝の場面の解説と補注。いろいろと気になることが出てきた。主要参考文献等も読もうと思う。御伝鈔作者の覚如は親鸞の曾孫。その生涯も学びたい。親鸞・覚如当時の歴史・社会状況、風俗・習慣等も気になる。徒然草や愚管抄、平家物語等も読む必要を感じた。御絵伝の場面に何が描かれ何を象徴しているのか教えられた。文には出てこない絵に描かれた人物が誰で、どのような関係かも教えられた。御伝鈔に触れる時に便利だ。2022/11/02