出版社内容情報
4年3組、2番、安東あかり。あかりは3年生までは出席番号が1番だった。今年1番になったのは「まこっちゃん」こと、青山真琴だ。あかりは足が速いし、絵も上手で、成績も良く、去年まではクラスのリーダー的存在だった。お母さんからは「スーパーガール」だと言われている。でも、まこっちゃんには、かなわない。あかりは、まこっちゃんを追い落とそうと動きはじめるが……やがて思わぬことに……。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱ隹越九朗
4
"わたしは、泣かずに、その輪を見ていた。今ここでみんなと同じように泣いてしまったら、みんなと同じになってしまう。わたしは、まこっちゃんの一番でありたかった。" 表紙の二人を見て、あるいはこの場面を読んでピンときた人は読むと良いかもしれません……小学生の自分でもままならない感情……2026/05/04
びすけっと
3
2026年4月刊。図書館新入図書コーナー出会い本。なんでも自分が一番と思っていたのに、それが虚栄だと分かりだして、不安に駆られる主人公・あかり。嘘を振りまいているうちに、自分が級友から疎外される。思わぬ手立てで助けてくれたのは…。自分よりできる人がいると分かったときに、その相手を貶めようとするのは、人間の悲しい性か、それとも未熟さか。朝比奈作品には一見、醜い人間が登場するのですが、それを克服するかもしれない一端があるところが好き。この作品、真琴の語りで読んでみたいけれど、まったく異なる作品になるだろうな。2026/05/06
-
- 電子書籍
- 婦人公論2020年8月11日号 No.…
-
- 和書
- 猛禽の宴 角川文庫




