たくさんのふしぎ傑作集<br> 一郎くんの写真―日章旗の持ち主をさがして

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たくさんのふしぎ傑作集
一郎くんの写真―日章旗の持ち主をさがして

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  • サイズ A4変判/ページ数 40p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834088632
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8721

出版社内容情報

80年前、日本はアメリカと戦争をしました。2014年、アメリカで「一郎君へ」と書かれた日章旗が見つかります。日章旗とは兵隊に行く人のお守り代わりに、周囲の人たちが日の丸の旗に名前を寄せ書きしたもの。戦場に残された旗をアメリカ兵が持ち帰り、遺品として出てくることが多いのです。その日章旗に書かれた59人の名前を手がかりに、「一郎くん」がどんな人だったのかを探るため、新聞記者が静岡の町を走り回ります。


【目次】

内容説明

「一郎君へ」と書かれた日の丸の旗。一郎くんとは誰なのか?それをつきとめるため、現役新聞記者が静岡の町を走り回る。彼女が見つけ出した母の思いとは。小学中級から。

著者等紹介

木原育子[キハライクコ]
1981年生まれ、愛知県一宮市出身。名古屋大学大学院国際言語文化研究科卒。学生時代のネパールやベトナムで国際ボランティアを経験し、視野を広げた。2007年に中日新聞社入社。2015年から東京新聞(中日新聞東京本社)社会部を経て、現・特別報道部。社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得し、司法福祉や精神医療、児童養護など福祉ジャーナリズムを中心に取材。アイヌ民族を巡る差別問題では、2023年のメディア・アンビシャス大賞を受賞

沢野ひとし[サワノヒトシ]
名古屋市生まれ。イラストレーター。児童書出版社勤務を経て独立。「本の雑誌」創刊時より表紙・本文イラストを担当する。第22回講談社出版文化賞さしえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

44
アメリカで見つかった太平洋戦争時の日章旗。それは、「一郎」という人物のための寄せ書きだった。一郎くんは誰なのか。女性新聞記者が調査すると……。少しずつ真相が分かっていく展開はドラマティックです。断られても諦めない女性記者のガッツが凄い。ようやく見つかった写真には母親の想いが。思わず落涙。2025/07/26

Cinejazz

16
〝80年前、日本はアメリカと戦争をして降伏しました。2014年、アメリカで「一郎君へ」と書かれた、日章旗が見つかります。日章旗とは、兵隊に行く人のお守り代わりに、周囲の人たちが日の丸の旗に名前を寄せ書きしたものです。その日章旗に書かれた59人の名前を手がかりに、「一郎くん」がどんな人だったのかを探るため、新聞記者(木原育子さん)が、静岡の町を走り回ります…〟戦争の正体を暴く取材記録をもとに、児童向けに描かれた戦争の顔。(月刊「たくさんのふしぎ」2019年9月号より)2025/08/02

かはほり

1
旗の持ち主にたどり着くまでと当時の社会状況をこの分量(40p)でうまくまとめていると感心した。さすがは、新聞記者さん! この調査をしたのが2014年であることは、かなり重要で、今(2025年)だと生存者がもっと減っていて生存者に行き会えても話を聞きだすことすら難しくなると思った。まさにギリギリの調査だったのだだなあ。奥付の分類は071だけど、「戦争の本」でまとめていなければ、日本史の棚が良いかもしれない。2025/07/23

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