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出版社内容情報
《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)我孫子武丸・恩田陸・黒木あるじ・篠たまき・田中哲弥・田中啓文・恒川光太郎・牧野修・木犀あこ
内容説明
お待ちしておりました。あなたが、この本を開いてくださるのを。わかっておりますとも。あなたは、「こわい話」を、お望みなのですね。あなたを、本気でこわがらせるための物語を…。山にいる「おじぞうさま」、50・65cmのすきま、暗くて白い石段、こわれたオモチャ、死刑になったはずの男、ガラス瓶のなかの爪、フェンスの向こうの森、縁の下の暗闇、大停電。それでは―こわい話の時間です。書き下ろし九つの短編集。
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年、東京都生まれ。83年「よけいなものが」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞しデビュー。自ら企画したオリジナル・アンソロジー《異形コレクション》の監修で、98年に第一九回日本SF大賞特別賞を受賞
我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年、兵庫県生まれ。89年、『8の殺人』でデビュー
恩田陸[オンダリク]
1992年『六番目の小夜子』でデビュー。2004年『夜のピクニック』で第二六回吉川英治文学新人賞および第二回本屋大賞、06年『ユージニア』で第五九回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第二〇回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第一五六回直木三十五賞、第一四回本屋大賞を受賞
黒木あるじ[クロキアルジ]
1976年、青森県生まれ。2009年「おまもり」でビーケーワン怪談大賞・佳作、「ささやき」で『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞。2010年『怪談実話 震』でデビュー
篠たまき[シノタマキ]
著書は『人喰観音』『氷室の華』『月の淀む処』『てのひら怪談』など
田中哲弥[タナカテツヤ]
1963年、兵庫県生まれ。84年に星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。93年『大久保町の決闘』で長編デビュー。2022年『オイモはときどきいなくなる』で第62回日本児童文学者協会賞受賞
田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年、大阪府生まれ。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で第47回星雲賞日本短篇部門を受賞
恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年、東京都生まれ。2005年『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。14年『金色機械』で第67回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞
牧野修[マキノオサム]
1956年、大阪府生まれ。92年『王の眠る丘』でデビュー。99年『スイート・リトル・ベイビー』で第6回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。2002年『傀儡妃』で第23回日本SF大賞特別賞受賞
木犀あこ[モクセイアコ]
2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー
植田りょうたろう[ウエダリョウタロウ]
アニメーションの美術スタッフのかたわら、2015年から漫画やイラストの制作をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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くまちゃん
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
侑奈
不璽王
にしきみ