出版社内容情報
女の子とイヌが森の中を歩いていると、ただの原っぱだったはずの場所に、いきなり水族館が建っていました。水槽の中にはヘンテコな魚たちがいっぱい。実はそれは、魔女によって姿を変えられた動物たちだったのです。さあ、急いでみんなを救い出さなくては。早くしないと、自分たちも魚に変えられてしまう! ハラハラ・ドキドキとユーモアがたっぷりつまった物語。佐々木マキさんによる人気作『まじょの かんづめ』の続編です。
内容説明
わるい魔女から動物たちを救えるか!?読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学校初級むき。
著者等紹介
佐々木マキ[ササキマキ]
1946年、神戸市生まれ。マンガ家、イラストレーター、絵本作家。『へろへろおじさん』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
佐々木マキさんらしいナンセンス絵本です。生き物をサカナに変えてしまう魔法の水、ちょっとブラックです。2024/02/25
ツキノ
16
【なんだかへんよ、このすいぞくかん】2023年9月発行、2000年8月「月刊こどものとも」。もりの中に突如建っていた「もりのすてきなすいぞくかん」。中はうすぐらく、すいそうのなかでゆらゆらしているのは…水槽の中から声が聞こえ、そのとおりにしてみると!まじょの手の指がまさにそれっぽくて怖い。「マジョイカモドキ」とぶたが命名。最初に落ちていたはがきの謎も解ける。まじょが持っているふたつの紙袋はなに?『まじょのかんずめ』も再読したい。【97】2024/04/06
Cinejazz
12
〝 女の子と犬が、いつものように森へ遊びに行くと、ただの原っぱだったはずの場所に、「水族館」が建っていた。 そっと中に入ってみると、そこには水槽が並んでいて、ヘンテコな魚たちが泳いでいた! よく見ると象みたいに長い鼻が付いていたり、豚みたいな顔をしていたり! どうやら普通の水族館ではなさそう。するとどこからか、「タスケテクレエ!」という声が聞こえてきた!...実はそれ、悪い「魔女」によって、魚に姿を変えられた動物たちだった・・・〟<佐々木マキ>さんの『まじょの かんづめ』続編で、缶詰が水族館に・・・!🐙2024/04/07
ロイヤルミルクティ
9
『まじょのかんづめ』のシリーズなのかな。この世界観が好きだなぁ。2023/07/27
そらこ
7
女の子と犬が森の中で、前にはなかった水族館を発見。不思議な生き物たちが水槽のなかにいたけれど「たすけてくれえ」という小さな声が聞こえる。この生き物たちはどうしたのか。生き物たちを救うには?『まじょのかんづめ』と同じ登場人物と同じ展開。でも、水族館のほうがどんでん返しが鮮やかで面白い。それにしても、バーゲンセールの好きな魔女だ。読み聞かせ7-8分 年長から2023/08/05